桃視点
可愛い...
最近コンビニのバイトでいるオレンジ髪の奴が気になっている...
もっとあいつを知りたい
どうすれば知れるか....
あ、ストーカーすればいいんじゃん
駄目だって事は分かってるけど知りたくて知りたくてしょうがないんだ
あ、帰り始めた..
早速後つけますか..
歩いてる後ろ姿でもう可愛い...
ん?行き止まりの方行ってね...?
は?あいつ誰に話しかけてるんだ...?
待て
状況を理解できない..
何故あいつは俺の名前を知っている?
いつ後をつけてる事がわかった..?
俺は確かにあいつが好きだ..
好きだからストーカーしてる..
けどけど...
行っては駄目と言われてる気がするんだ....
今のあいつは怖い...
ハイライトがなくなっている..
いつものあいつじゃ無い..
な...んだ...か眠...く...て...た...
やーばい
頭回らねぇ...
色々とおかしいと思うけど許せ
ちなみに解説的な事言うとジェルくんはさとみくんの記憶を消していってます。何回もやってるけど怖がられる、逃げられるで失敗ばかりのジェルくん
成功するのはいつなんでしょうね..
まぁそれじゃ!おつ甘夢~
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。