時は2xxx年ーーーーー
世界はまた戦争を繰り返しており、
日本は国内戦争が激しかった
そんな中
ある暖空、という一人の博士が平和を願い双子の
アンドロイドを作った
そのアンドロイドの名前は
愛梨と依織
博士が起動ボタンを押す
3日後…
そう言ってドアを開けた時だった
政府の人間がいた
プツンと、糸が誰かに切られたような音がした…
その日から、愛梨と依織は離れ離れになってしまった
それから依織と博士の2人だけの生活が始まった
愛梨のことを
忘れていた依織は
ただ平凡な日常を過ごしていた
なんやかんや
なんやかんやで
水色とピンクのマフラーができた
そして
愛梨がいなくなってから五年ーー
おでかけすることになった
あの日と同じだ
そしてドアを開けると…
誰かがいた
全部思い出した
愛梨のこと
あの日のことも全部
でも…政府に取られたとはいえ…
なんで愛梨がこんなこと…!?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!