こんな感じでいいのだろうか ??
正直よく分からない 。
まあでもいつもの感じで営業スマイル向けておけばいいんだろう 。
さて .. 今回は自己紹介だが 、次回からは本番 。
誰に絡みに行こうか .. ?
.. 絡みに行かないでもいいか
目的は恋愛することじゃないんだし 。
適当に絡みに来た人らを流しとけばいっか
─── この番組の脇役ってことで 。
.. 、
わたしの転生ウハウハLifeはあの日で終わったんだ
あの日 、アイが他界した日
わたしらの父親のせいで滅茶苦茶にされたんだ 。
.. わたしのこの人生が 、もし映画やドラマなら
スタッフロールまで乗り切って
その後にキャッキャウフフしとけばいいんだ
.. 終わったあとは思い出さないようにしよう
酷すぎる起承なんだから 。
どうせ .. 転も結も 。
*
╋━━━━━━━
放課後 、屋上に来てね !!
ルビー♡
━━━━━━━╋
なにこれ ..
ルビー .. ?
ぇ 、ラブレター ? ほんとに何 .. ?
登校して下駄箱開けたらいきなり手紙とか
何言われるんだろ 、こわぁ 。
愛の告白だとしてもわたし無理だからね !!
ルビーは姉妹として愛してるけどね !!
『 愛してる 』
─── 目眩がする ..
─── 吐き気がする ..
突然 ふら 、ッと目の前が歪んで
そのままわたしの意識は途絶えた 。
*
『 愛してる 』
わかってる
『 愛してる 』
わかってるよぉ
『 愛してる 』
わかってるよ ッ
『 愛してる 』
アイのこれは ッ
『 愛してる 』
嘘じゃないって
『 愛してる 』
分ってるよぉ
『 愛してる 』
分ってるのに
『 愛してる 』
なんで疑っちゃうかなぁ !
『 愛してる 』
なんで ..
『 愛してる 』
なんで .. !!!
目を開ければ蛍光灯のある天井
横を向けば心配そうに見つめるルビー
わたしはベッドの上
にこ ッ 、と微笑んでいる 。
でもここで感謝してなんかいられない 。
次は目を細めてそう呟くルビー
訴えるように言われる 。
巫山戯ているつもりは無いんだ ..
これも .. キミ達の為なのに ..
わたしだって 、心の中は罪悪感でいっぱいなんだ 。
そんな真剣に言われたら
どうすればいいか分からなくなるじゃん
そう言ってルビーは保健室を出て行った 。
自分でも .. 何がしたいのか 、何を言いたいのか 、何を求めているのか 、何を見ているのか 、何を探しているのか 、何をどうしたいのか
わからなかった
*
わたしは大手芸能事務所の夫妻の娘だった
色んな芸能人を見て
色んなパフォーマンスを間近で学んだ 。
その事務所に 、ある一人の男性がいた
才能と実力があって 、なにより努力してて 。
その人には 、何か他の人と違うモノを感じた 。
多分その人に 、恋をした 。
なのに ..
初恋の人なのに 。
その人は 、ある日 、失踪してしまった 。
もう一時だけ見ていたかった
いなくなってしまった時に実感した 。
「 大丈夫 」
まだ「 大丈夫 」なんて思っていたら
恋はすぐに終わっちゃうよって
わたしは特殊な失恋をした 。
こんな延長が鬱雑い恋なんてしてられるかって 、ね
でも 、この人みたいになりたかった
こんな輝いてる人になりたいって思った 。
頑張った 。
どうしようもない我儘言って
芸能界の色んなことに挑戦させてもらった
多分かなりの才能があった 。
実力があった 。
だから沢山 .. 思い笑描いた 、理想を 。
「 大手芸能事務所の娘がこんな才能しかないのねぇ 」
.. いや 、十分才能があったはずなのに
親にそんなことを言われた 。
多分わたしは狂っていた 。
こんなことを言われても「 輝きたい 」って血走る願いは止まらなかったから 。
どんどん
どんどん
どんどんメンタルは弱っていく
「 あの子 .. まだ頑張ってるらしいね 」
その陰口聞こえてるっつの
そしてわたしは
難病の精神的な病気になった 。
そしてそして
親から『 愛してる 』の一言も貰えずに 、わたしは転生していった 。
投稿日 ↻ 2023.08.06 11:00
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎⇝☆×55 ♡×190
( 貴方の1つが 、次の話へ導かれます )
( この小説 、実は俺の好きなあるボカロ曲がテーマになってます .. ! )
( ちょくちょく歌詞も入れてみてるんで 、暇な時に俺がテーマにしたボカロ 、当ててみてください !! )
( 俺なりにこの小説に当ててみただけなんで 、曲の解釈が違う方が多いと思いますが 、許してください .. 、 )
( それに 、色んなところに考察できる部分入れてるんで 、そういうとこも是非 ! タイトル回収とか伏線回収とか !!!! 見つけてね !?!?!? )
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!