第10話

8
1,965
2020/09/17 13:12


テクテク(・ω・o*)-8。。。






あれから、また歩き出してから



かれこれ30分ほどが経過した。



平坦な道なら



さほど辛くはないが、



この30分間歩いてきた道は



上り坂、下り坂が多かったため、



体力のない私には



結構苦痛である。



藤宮あなた
はぁ…はぁ…
不死川実弥
不死川実弥
…しんどいかァ?
藤宮あなた
…い、いえ…
大丈夫です…
不死川実弥
不死川実弥
…あとちょっとダァ。
頑張れェ。
藤宮あなた
…はい…


あとちょっと…。


そのあとちょっとはどこまで続くの。?


ハァ…ハァ…


正直いってしんどい…。


休みたい…。


でも30分前に休憩したばっかりだから


言いにくいし…。


それに、迷惑もかかる。


…頑張るか。



ザザッ




藤宮あなた
不死川実弥
不死川実弥
ビクッ


…何の音?


それにどうして実弥さんが反応しているの?


…まさか…


さっき実弥さんが言ってた鬼…?


…いや…まさかね。




グァァァァ
藤宮あなた
ひっ…



…鬼、だ。


本当に、鬼だ。


ヨダレを垂らしながら


こちらを見ている。


詳しく言うと、


実弥さんの方。


…ど、ど、どうしたら。


急な出来事が起きて、


冷静な判断が出来ない。



グァァァァ…


鬼が、私の方を見る。


藤宮あなた
ガタガタ


…足が震える。


怖いから、


実弥さんの所に寄り添いたいのに、


体が言うことを聞かない。


どうして…っ!
不死川実弥
不死川実弥
安心しろォ。
あなた。
俺が狩ってやるから。
藤宮あなた
ピクッ

そうだ。


実弥さんは鬼殺隊だ。


鬼狩りなんだ。


だから、大丈夫。


実弥さんがきっと、助けてくれる。














…いや、本当に?




昔みたいに、見捨てられない?




かえでと同じ運命にならない…?




…私は、実弥さんの事を




信用していいの?



分からない。

分からない。

分からない。

分からない…!




不死川実弥
不死川実弥
っ!?
藤宮あなた
はぁっはぁっはぁっはぁっはぁっ
不死川実弥
不死川実弥
おい!
しっかり息を吸え!
落ち着けェッ!
藤宮あなた
はぁっはぁっはぁっはぁっ
グルルルル
不死川実弥
不死川実弥
チッ
風の呼吸 壱の型 塵旋風じんせんぷう削ぎそぎ
グァァァァッ!


パラパラパラパラ









ドタッ


不死川実弥
不死川実弥
あなたッ!!!






--------キリトリ線--------
どうも!りみゃ。です!٩(*´︶`*)۶

今回は歩いてる途中にまさかの鬼!Σ(゚ロ゚;)

そして何故か実弥さんの事を

信用出来なくなり、

あなたちゃんが過呼吸にっ!?( ;゚³゚)ぁゎゎ

次回、どうなるのでしょうかっ!?

お楽しみに!

では!また次回お会いしましょう!

またねーヾ(*´∀`*)ノ

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