第70話

貴方が落ち込んでいたら② forセドリック
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2024/10/14 11:59 更新


ある授業終わり。

暇なので少しセドリックと話でもしようと教室を覗いた時だった。


(なまえ)
あなた
セドリック〜、いる___
女子生徒
ディゴリー君のことが好きです!
付き合ってください…っ!///
セドリック・ディゴリー
セドリック・ディゴリー
あー……
(なまえ)
あなた
っ!!


見てしまった。最悪の現場を。

自分の彼氏がほかの女の子に告白されているところを。



こんなに惨めなことは無いだろう。
私の彼氏のはずなのに。


(なまえ)
あなた
(やばい、泣きそう…)


目頭が熱くなり、鼻の先がツーンとする。


こんな顔を彼に見せる訳にはいかない。
私は急いでその場から離れようと足を動かした。



しかし、動揺していたせいか少しの段差でつまずき転んでしまった。


(なまえ)
あなた
っい、いたた…!
(なまえ)
あなた
(あーもう、ほんとに最悪)


人気の多い廊下で転んでいる私を見て立ち止まってくれる人などいなかった。


セドリックも、きっと来てくれない。
他の子に好かれて忙しいだろうから。


だからといって私だけ見て、なんて束縛みたいなことは出来ない。
そんなことは決してしたくない。


でも__


(なまえ)
あなた
少しくらい、私のことも見て…
セドリック・ディゴリー
セドリック・ディゴリー
っあなた!!




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