第4話

# 2
119
2025/03/10 01:47 更新














あなた
っな…





んだと?!?!新作ゲームもう発売してる?!?!

フラっと入ったスーパーの向かいにある家電。

あろう事か発売を今か今かと待ち望んでた新作がもう並んでいるではないか。
















あなた
(まって嘘発売って明日じゃなかったっけ???嘘でしょ???)







カタカタとスマホを連打して確認するも、発売日は今日に変更となっていたため嬉し泣きしそう。あぶねーあぶねー。
あなた
ッスゥー…
あなた
買ってくか(






さらば私の今月分の食費。





























玄関まであと少しという所で鍵を出そうといじっていたスマホから目を上げた。

ふと、目の端に映りこんだ人影と目が合った。










あなた
(あ、隣の家の…)




えと、確か″氷織″さんとか言ったっけ。

あまりにも近所付き合いが無さすぎるのでめちゃくちゃ気まずい。



あなた
…。(気まずいしとりあえず会釈だけしとこ…)
あなた
…。(ペコ)
氷織羊
…。(ペコ)
あなた
(おぉ、会釈返ってきた)




そりゃそーだ向こうも人間だもの。私が気まずいなら向こうも気まずい((





あなた
(あれ、やばい鍵入んない何故??)





思わぬ収穫のせいで手持ちが多すぎて私の小さいおててじゃ持ちきれなかったみたいきゃぴきゃぴ。




あなた
(んなこったどーでもいいんだよ、やばい絶対なんで入んないのとか思われてる)






ワタワタとしてる私に対して横にいる氷織さんはもう既にスマートに鍵を差し込んでいるではないか。

いや私の方が鍵出してるの先だったよね??






半ばイライラしながらガチガチやってたら手が滑っちった。




あなた
あっ、



ガチャガチャ、と音を立てて紙袋から出て行ったゲームカセット達




あなた
(ァァァァァァァァァァァ、カセット傷付ク…ツカメッチャ見ラレタ…チニタイ…)



内心クソほど青ざめながら脱走したゲーム達を回収する。




あなた
(お願いだからそんな見んな…泣きたくなるから…)










氷織さんからの視線にグサグサ刺されながら全部拾いあげて、改めて鍵を刺そうとした。






















氷織羊
あ、の





あなた
…????












声掛けられた。










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