第16話

第四章 2人目の鬼
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2024/03/03 02:21 更新



此処は何処だろう?俺は死んだのか?でもどうして意識がある?
猿山 らだお
ハッ…!!
目が覚めて辺りを見回す
猿山 らだお
此処は屋上…?
此処は見覚えのある景色が広がっている学校の屋上だった
猿山 らだお
確か俺は警察官に斬られて…ってなんで生きてるんだ?というか何故神社がある?
見慣れた屋上でも違和感があり普段は無い神社が屋上に建っていた。そして俺は砦の真下に座っていた
??
あ。やっと起きた?せんせー
猿山 らだお
!!この声は呂戊太か!?
目の前には身長が低い男性が立っていた。服装は明治,大正ぐらいの服だろうか。顔に紙が貼っていて《鬼》と書かれていた。そしてその声は少し大人びてるが呂戊太の声だった。呂戊太に見えないがこの姿の男を見た事あるような…?
猿山 らだお
…お前は呂戊太なのか?
呂戊太?
そうだよ?もしかして覚えてないの?あー…そっかぁ。あの神社で"お願い"        呪いをしてたもんね
猿山 らだお
!?何故それを…
呂戊太?
それより教えてあげる。俺はあの日"天乃絵斗"の両親を殺した-
捏島 孝平
ロボロ…?
前を見るとそこには捏島達が居た。アイツらの反応からして俺の事は見えてないらしい。
呂戊太?
あ〜あ。もう来ちゃたんだ。つまんないなぁ
天乃絵斗
やっぱり呂戊太だよな!?俺,お前の兄の
呂戊太?
え?呂戊太?そんなヤツ知らんな
え?でもさっき…
天乃絵斗
そんなワケ…!?グハァッ
鳥井 希
刑事!?
呂戊太?
さァ始めようか楽しい楽しい鬼ごっこを!!
呂戊太がそう言うと一斉に駆け出した。俺は理解した
猿山 らだお
はは…後はお前に任せたわ。せいぜい頑張れよ鬼サン
呂戊太?
はぁ〜い。せんせ
そう言い切るや否や呂戊太も駆け出した
恐らく俺は今"鬼"ではなく"ニンゲンの皮を被ったバケモノ"だろう。自分でさえニンゲンじゃないと分かる。だがアイツらが居ても殺したいという欲望が無かった。つまり今は"鬼"ではない。そして今の"鬼"は俺ではなく呂戊太だって理解した

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