第53話

地獄のような時間
3
2026/02/24 09:00 更新















火舞 威吾
火舞 威吾
っ…





桜庭 彩月
桜庭 彩月
痛ってぇ…
南雲 ライア
南雲 ライア
サンキュ、威吾。
火舞 威吾
火舞 威吾
こ、これ以上は治癒できない…










空操
空操
………
あれから、七不思議の妖怪と威吾さんたちの攻防が続いた。
だが、圧倒的力の差で威吾さんたちが負けている。
叶翔さん…一体何を考えているのか私には理解ができない…
いや、そんなことより…










火舞 威吾
火舞 威吾
ぐっ…
空操
空操
威吾さんっ!
威吾さんの刀は六番目に奪われ、その刀で腹部を刺された。
六番目
六番目
あ、もう限界か威吾?泣いてもいいんだぜ?
火舞 威吾
火舞 威吾
っ…誰がこんなことで泣くか。
六番目
六番目
お前は痛みに強いって聞くが…どこまで耐えられるかな。
火舞 威吾
火舞 威吾
っ!!





狐崎 喴狐
狐崎 喴狐
威吾!!
一之瀬 桃
一之瀬 桃
もう私見てられないよ…
威吾さんの悲鳴が脳内に響く。
空操
空操
………
六番目
六番目
楽しいぃぃ!!
桜庭 彩月
桜庭 彩月
クソがっ!!
彩月さんが素早く六番目の懐に入り、六番目は威吾から離れた。
六番目
六番目
っと…
桜庭 彩月
桜庭 彩月
威吾大丈夫か!
火舞 威吾
火舞 威吾
っ…










四葉 叶翔
四葉 叶翔
だいぶ疲弊しているな。
空操
空操
………
四葉 叶翔
四葉 叶翔
どうだ、今どんな気持ちだ?
空操
空操
もう、やめてくださいよ…





六番目
六番目
お、いい顔してんじゃん…
六番目は私に近づいてきた。
六番目
六番目
ほら、もっとよく見せてごらんよ。
空操
空操
っ…
六番目
六番目
ん〜…もうちょっとパンチが欲しいな…痛めつけが足りなかったか?
四葉 叶翔
四葉 叶翔
いいや、かなり効いていると思うぞ。何せ、空操こいつにとって威吾は大切な家族みたいなものだからな。
六番目
六番目
主様、もう殺っちゃっていいですか?
空操
空操
…!
四葉 叶翔
四葉 叶翔
それは任せる、生かすか殺るか、お前らが決めろ。
六番目
六番目
…だったらもう、決まってるさ。










地獄だった。
何もできない自分に腹が立つ…
私の視界は、一瞬にして思いたくもない結末を見てしまった。
彼らの悲鳴…彼らの血……
助けを呼ぶ声………
そんな中、私は力を奪われながら拘束され…ただ呆然と彼らが殺される風景を眺めるしかできなかった…















一番目
一番目
…最後まで耐えてたこの赤メッシュの人も息を引き取ったよ。
二番目
二番目
いつも近くで見てましたが、能力者とはこのようなものなんですか?
五番目
五番目
もっと遊びたかったんだけどなぁ…





四葉 叶翔
四葉 叶翔
もしかすると、俺も六番目と同じ、ドSなのかもしれないな…
空操
空操
………
四葉 叶翔
四葉 叶翔
お前の"泣いている顔"を見ていて心地が良いのだからな…
六番目
六番目
そうそうこの顔だよ…はぁぁ〜…満たされるね…
七番目
七番目
ほんっと趣味悪いよね六番目。
四番目
四番目
さてと…この後はどうされるおつもりですか主様。
四葉 叶翔
四葉 叶翔
ああ、まずはこいつだ。
空操
空操
………
四葉 叶翔
四葉 叶翔
さあ、決まったか?俺の下で働くのか、それとも威吾たちあいつらと同じ場所に行くか?
…うるさいですね、少しは私の身にもなってくださいよ。





いや、ダメですね…この人たちには他人の考えることなんて気にするはずがない…
四葉 叶翔
四葉 叶翔
…なあ、何か言ったらどうだ?
六番目
六番目
ああ、泣いているからって黙っていい訳じゃないんだぞ。あまり主様を待たせるな。
…どいつもこいつも、鬱陶しい。
七番目
七番目
そういえば、三番目ってどこ行ったの?
五番目
五番目
三番目?最初っからいなかったよ?
二番目
二番目
全く…主様からの緊急でもなおピアノを引きたがるのですか…
次会った時に少し叱る必要がありそうですね…
四番目
四番目
もうピアノ無くそうよ。主様の言うことが聞けないのならさ!
一番目
一番目
………
二番目
二番目
どうされました一番目。
一番目
一番目
三番目、消した方がいいかもしれないよ。
二番目
二番目
…なぜです?
一番目
一番目
"裏切り者"だから。










三番目
三番目
…着いたよ。
蓮川 澄嶺
蓮川 澄嶺
っ…
空操…!
凛
ありゃ〜…手遅れだな。

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