その場にいた人に拍手をされ見送られた。
俺、くじ引きしに来たんやないんやけど。
あの光景は完全にくじ引きしに来た人やんけ!
𝙸𝙽家
(時間の流れが早いのは気にしないでね)
玄関までなんとかたどり着こうと、必死に大きい箱を抱えて家に帰る。
始終通行人には白い目で見られ、少し気まずい。
意外と重くて(失礼、)少し引きずってしまったかもしれない。
ただ、俺はこの向日葵あなたがどんなアンドロイドなのか、少しだけ興味があった。
出直しと時間が無いのが悔やまれるが、(あと3等賞の掃除機)汚いダンボールだらけの部屋で起動してみようとした。
📦📦📦ガサゴソ🧹ヾ(・ω・ )サッサカサッサカ
箱に触れる。
どんなアンドロイドなんだろう。
名前からして女の子かな?
俺はワクワクしていた。
箱の中に入っていたのは、思っていた通り、女の子だった。
アンドロイドとは思えないほど外見が人間らしくて、見分けがつかない。
見た目で唯一判断が着くならば、、、
見た目で判断がつかへん。
ホンマに人間そっくりで、アンドロイドだ、と言われない限り多分気づかないかもしれん。
説明書の通り、首のスイッチを押してみた。
俺がそのアンドロイド、あなたに見とれているうちに、アンドロイドは起動した。
瞼が開き、目が一瞬青く光った。
そして俺と目が合った。














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!