「 旅行たのしみー!!! 」
「 やっと旅行の日だな~! 」
「 楽しみだね 」
「 何で行くんだっけ?車?? 」
「 誰も車運転できねえだろ、笑 」
「 じゃあなんだっけ?! 」
「 え?ガチで覚えてないの?笑
電車だっつーの!笑 」
「 まさか切符買ってないとかないよね? 」
「 えっと… 」
「 買ってない… 」
「 えっ?」
やっばい怒られそう…
「 まあ何とかなるっしょ!!笑 」
「 ならないって! 」
「 駅で切符買えないの? 」
「 わかんない!!! 」
「 まあとりあえずいこ!!! 」
駅にて_______
「 あの、 新幹線の切符買えますか? 」
「 買えますよ 」
「 よかったな! 」
「 まじ焦った笑 」
「 電車乗ろっか 」
電車_____
「 なんか暇~!!」
「 なんかする? 」
「 トランプ持ってきた! 」
「 まじ??はるとナイス!!
トランプしよ! 」
「 トランプで何したい? 」
「 ババ抜きに1票ー! 」
「 絶対ジジ抜きだろ! 」
「 まあジジ抜きもババ抜きも
変わんねえか笑 」
「 じゃあババ抜きする? 」
「 いいよ 」
はるとと優斗の声が揃う
「 やったー! 」
「 よっし!1抜け!」
「 れんはええ~笑」
「 よし2抜け 」
「 え~俺最後かよ笑 」
数分後_____
「 zzz」
優斗の寝息が聞こえる
はるとside_____
「 はあ、 」
「 ん?」
れんの様子が明らかにおかしい
これ大丈夫じゃないやつだな…
「 れん、大丈夫か? 」
「 きもち…わ、るい 」
酔った?
「 酔い止めとかは持ってる? 」
「 普段…酔わな、いから持って…ない 」
「 まって…むりはく、 」
「 袋ねえなどうしよ 」
「 流石にここで吐いたら
だめだし… 」
「 あっ! 」
「 俺のジャージに吐きな 」
「 えっでも、 」
「 俺がいいって言ってんだから
いいだろ 」
吐きそうなのに遠慮するとかすげえな…
「 ふぅ_ おええ゛」
ジャージから見えるくらい吐いてる…
「 っ…おぇ゛…ゴホッ おえ゛ 」
自分の吐瀉物を見たのかれんは数回吐いた_
「 大丈夫か? 」
「 ちょっとマシになった 」
と言いつつもれんの顔色はまだ悪い
「 あと10分程度だからな 」
「 ちょっトイレ行ってくる 」
「 トイレまで行ける?ついて行こうか? 」
トイレあったのかよ…
「 大丈夫大丈夫
一人で行けるから」
無理してそう…こっそりついてくか
「 はあ、しんど 」
そう言った途端れんが倒れかけた
ついてきたから間一髪助けられたが
1人だけだったらどうなってたか…
「 えっ?なんで? 」
「 1人は心配だからついてきたんだよ笑 」
「 はあ、まじで無理かも
トイレで吐いてくる 」
「 トイレの前いとくからなんかあったら呼べよ」
「 うん… 」
トイレから吐く声が何回も聞こえる
「 もう大丈夫 」
「 死ぬほど顔色悪いし元気ないぞ大丈夫? 」
「 もうすぐ降りるんでしょ?大丈夫だと思う 」
「 そうだけど…つくまで寝といたら??
優斗だって寝てるし 」
「 わか、った 」
数分後______
「 2人とも~!駅ついたぞ!」
「 ん… 」
「 おはよう」
「 れん、大丈夫?? 」
「 うん!完全復活! 」
「 なんかあったの?? 」
「 あ、優斗はしらないのか 」
「 まあまあ!気にしないで!笑 」
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!