ぱちっ 。
みなれた病室の天井の色 。
嗚呼 、また失敗をした 。
大好きなのに 、辛くて痛いことでかき消そうと
して …… 。私は 、いつもそう 。
本当に好きなものからいつも目を逸らしてしまう
そんな私が 、大好きで 、大嫌いなんだ 。
聞くと 、私は3日も寝てたらしい 。
死と隣合せで生きていた状態 。
いつ …… 死んでもおかしくなかった 。
勝己はそこまで言うと 、言葉を詰まらせる 。
多分 、困ってるんでしょ 。
ずっと 、近くで見てきた 。
勝己のことだから 。
すぐに分かった 。
私のことで悩んでいるって 。
いつも 、そうだよね 。
悩んでない 、悩んでない 。散々そういって 。
結局 、一人で部屋にこもって泣いてたし 。
たまにしかみない 、いや 。
一回も見たことのない 、
勝己が泣いている 。
勝己が見てくれてるのなら 、
愛してくれるなら 。
_______ 涙が溢れた。
これが 、本当の幸せなんだって 。
やっと 、気づけたんだ 。私 。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。