春
いるまside
長い寒い冬が終わって暖かい春がやってきた
今日俺はあの日約束を交わした公園の満開の桜の下で
LANに想いを伝えるー。
LANside
今日は外出許可をもらっているまと桜を見に行く
自分の痩せ細った腕を見ていった
世界一大好きな人が俺の名前を呼ぶ
後何回こうやって振り向いて返事ができるだろうか
後何回俺は好きな人の名前を呼べるのだろうか
おれは…俺は、!
俺が倒れて手術したあの日
確かに手術は成功した
ただ、『脳に転移している』のが見つかった
長くて半年だと言われた
俺にはもう来年の桜は見れない
それどころか明日死んでもおかしくない
それでもいるまは俺に愛を伝えたくれたー。
いるまが泣きそうな顔をしている
俺の気持ちを正直に伝えてもいいのだろうか
その瞬間俺は春の日向より暖かい何かに包まれた
いるまだ
大好きな声、大好きな匂い、大好きな君に包まれながら
桜が散る頃にはこの世にいない俺との
唇が重なった
俺の永遠分の最初で最後のキスは甘じょっぱくて悲しい
桜の味がしたー。
最後まで閲覧ありがとうございました🙇
2人の甘くて儚い物語はいかがだったでしょうか
皆さんはこの物語ハッピーエンドだと思いますか?バッドエンドだと思いますか?
お話は変わりますが次作について、皆様からリクエストを募集いたします!
また自分自身こちらの作品が1作目だったので皆様の地雷などもありましたらコメント頂けるとすごく参考になります!
よければお願いします🙇
※R18&病みは受け付けておりませんのでご理解お願いします🙇
ではまた次作でお会いしましょう!














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!