ついたのはいいけど…
教室行けばいいんだよね…、
時間的に今は朝のHRの時間だろう
でも、E組の教室からは銃声が聞こえてくる
ガラガラ
とりあえず教室の扉を開けた
中では弾丸が飛び交っていた
痛いのは嫌だから、
私は弾丸をするするとよけ
空いている席に勝手に座った
その瞬間、生徒たちは銃を撃つ手をピタリと止めた
そして私に視線が集まる
ちょっと緊張するけど
前に出る、
視線が痛い…
グレーの髪の毛を綺麗にまとめている女の子が
しね と言葉を放った瞬間、
一斉に殺せんせーに向かって
発砲しはじめたり、
ナイフを構えはじめたり、
あのタコ…?
ぇっと、確か殺せんせー、さすがマッハ20
早すぎ。全部避けてるじゃん
赤髪の男の子…確か赤羽くん…?
がそう言った。
じつは私も、あらかじめ銃とナイフをもらっていた
でも、こんなBB弾みたいな銃と
ふにゃふにゃのナイフ。
ほんとに効くの?
確か、対触手生物用物質だっけ…
まぁ、いい。
やったら分かる。
みんなは手を止めた。
当然、銃声も鳴り止んだ
うーん、どうしよっかな…
そうだ、決めた。
私は殺せんせーに銃を向けた
少し手が震えるけど、大丈夫…
こ、これは実弾じゃないし、大丈夫大丈夫…
スッ…
グチャッ
この瞬間、殺せんせーの触手は
私によって壊された
はぁ、だ、大丈夫
こいつは暗殺すべきやつなんだ、罪じゃ、ない
大丈夫、大丈夫
私は銃を殺せんせーに向け、
今から撃つと宣言する事で気を取らせた。
その時左手で隠して持っていたナイフをさっと
取り出し、触手を壊した。
多分、転校生だからかな、
あまり警戒してなかったんだと思う。
ほんとは、怖い、けど
大丈夫大丈夫…













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!