──あなたの下の名前の部屋──
深夜21時頃、配信が終わってリラックスしている
なんとなくテレビをつけたらLITESTARが出ている番組が放送されていた
相変わらずすごいな
テレビ出演にロケ、ドラマ出演に宣伝大使にライブそれから雑誌の表紙に乗ったり
ただでさえ大忙しなのに学業と両立してるのほんとすごい
私たちSHINING×MOONは彼らほど忙しいとは言えない
同じアイドルであり同じ事務所
けど立場が違う
国民的アイドルとネットを通して注目を浴びてるアイドル
そして私は冬弥くんのことを推している
で、たしか私のことを冬弥くんは参考にしているんだっけ?
けどここだけの差があるんだ
──テレビ──
テレビを見ながら私は微笑む
持ち前のトーク力で話が進んで、タレントさんも楽しそう
さすが国民的アイドル
やっぱり冬弥くんには看病をしてもらったり手当てをしてもらったけど、下手に距離が近いより
こうやってテレビなどて見てる遠い存在の方が似合ってる
そう思った
side冬弥
──冬弥の部屋──
今日もハードスケジュールでやっと家に帰ってきた
なんとなくスマホを開いて見つけたのはSHINING×MOONの配信ルームだった
同接2万、その数字に驚かされてしまった
試しにその配信を見てみることにした
──配信──
SHINING×MOONの凄さに驚かされてしまった
ゲームをしながらコメントを見て、拾って答える
さすがネットを中心として注目を浴びるアイドルだな
俺が活動するLITESTARは違い
昼間に学校や練習、収録などの後に配信や個人作業をしているらしい
最近は雑誌の表紙にも載っているのも見たことがある
そりゃ頻繁に夜更かしもよくしてたらあなたの下の名前が体調を崩す理由もわかる気がした
俺にとってあなたの下の名前は参考にしてる人
あなたの下の名前から見たらただのファンでしかないだろう
ただ、看病した時や手当てをした時に見た普段は見られない表情が不思議とチラつく
この感情は……??








![# 攻略対象より悪役に惚れました . [ 冬司ver ]](https://novel-img-gcs.prepics-cdn.com/prcmnovel-tokyo-prod-converted-images/p/463Ienje96SMnaxqeg7tvIaFh9p1/cover/01K566339R5TNCGP01WCWNSK9G_resized_240x340.jpg)




編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!