17side.
皆さん、こんばんわにわに ぱくぱく ぱくちそんっ市川です
いやそんなこと言ってる暇ないんすよ
今練習なんすけど
ずみくんの調子がどーも悪い気がする
ずっとフラフラしてるし
本人気づいてないかもだけど顔色悪すぎ
さっきからいつも以上に息が荒いし、顔色も悪いけど青いというより赤い気がする
汗の量もすごいし、やっぱり熱かな?
唯一の同期である良くんが引退してから、ずみくんは何でも一人で抱え込むようになった。
前も体調が悪そうで声かけたけど誤魔化されたし
心の中の不安やプレッシャーも口にしない。
直接聞いても効果は得られなさそうだ。
心配だけど、無理に言わせるわけにもいかないし
一旦そのまま様子を見ることにした。
18side.
あーーもう限界
無理してくるんじゃなかったって今更思ってる
熱も多分高くなってるし
体がだるくてしょうがない
でも練習しないと置いていかれるし…
やるしかないよな
でももう目の前がぐるぐるしてて
どっちが上かもわからなくなってきた。
あれ、、もしかして、やばい…?
って思ったときには
俺の体には強い衝撃が走って
意識が遠くなっていった。
17side.
練習を継続してて
みんなでゲーム形式で練習してたんだけど、、
ドンッ
という鈍い音がして
ずみくんが倒れた。
俺を含めチームメイトが次々とずみくんのもとに集まる。
ずみくんの呼吸は荒くて、顔はものすごく火照っている。
あぁ、、あの時声かけてればよかった。
俺が落ち込んでるのを察したのか
しゅぞさんが声をかけてくれた。
医務室に運んでとりあえず熱を測ってみると39.5の数字が。
想像以上の高熱に、全員が驚く。
一旦はみんな練習に戻り
最初に気づいた俺はそばにいることになった。
そういえば、倒れた時良くんのこと呼んでたけど
会いたいのかな
18side.
夢を見た。
目の前には良くんがいて
俺のことを見ている。
その目はいつもどおりの
活気に満ちていて
それでいて、どこか気だるげなあの目。
何度も見た、あの目。
俺は良くんに向かって手を伸ばす。
話したい、君が引退してから今まで内側にためてきたものを
ふれたい、その手に
ずっと隣りにいたい。ただそれだけ。
だけど、いくら手を伸ばしても良くんには届かない。
すぐ目の前にいるように見えるのに。
今すぐにでも、その体に触れられる距離にいるはずなのに。
良くんが悲しそうに笑う。
やめて、そんな顔して笑わないでよ。
いつもみたいに笑ってくれるだけでいいんだ。
その笑顔が見られるだけでもっ
いつもの落ち着いた声で
名前を呼ばれる。
その声で呼ばれるのを
どんなに望んだことか。
でも、違う。そんなに寂しそうに
悲しそうな顔をしながら呼んでほしいんじゃない。
ああ、そんなに謝らないで
謝って欲しいんじゃないんだって
ただ、そばにいてほしいだけでっ
そう言って良くんは俺に背中を向け、歩いていく。
俺は一生懸命良くんを追いかける
でもその背中はいくら追いかけても遠くなるばかり
ついに良くんは、暗闇の中に消えていってしまった。
俺は暗闇に
一人ぼっち…
ね、りょうくん
おれは、どうしたらいい?
俺を呼ぶ声がして
目が覚めた。
ここは、、医務室か
視線を動かすと
市川が心配そうにこちらを見下ろしている。
あれ、なんか、急に涙が、
そっか、市川も同じだった、ずっと一緒にいた中野がいなくなって
一人になって
その寂しさに、一人で耐えてきたんだ、
どうも!主です!お久しぶりです!
この間ついに初めてウルドの試合を現地で見てきました…!(見たことなかったんかい)
アウェイゲームでしたが最っ高に楽しかったです!
昨日のブルテ戦、ずみくんのドシャットすごかったですね!!配信で見てましたがもう興奮興奮
今日はベンチにずみくん入ってませんが、ウルドの皆さん、試合頑張ってほしいですね!
それでは!












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!