第2話

28にて(🎨夢)
65
2026/03/25 11:08 更新

いつもマルチ勢の私。今日は気分転換に28に行っている。マップは月の河公園。今は一人で解読中だ。遠くでチェイスや粘着でわちゃわちゃしてるみたい。ここだけ平和だなぁ。
あなた
『暗号解読進捗 89%』だよ
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
『暗号解読進捗 42%』
あなた
(あの人も解読中か……画家、だっけ)
画家、エドガー・ワルデン。名前は知ってるけど話したことは無い。人とあまり関わらないタイプらしいから話しかけにもいけない。でも……
あなた
解読中みたいだし…話しかけに行ってみようかな。
ちょうど自分の解読が終わった。ここからエドガーさんのとこまで近いから、香水買ってから行こう。
あなた
香水……香水……これだ。
香水を買った。その時だった。
ガシャン (異形の音
あなた
あ、まずい。
異形の音。その瞬間に心音が激しく高まった。ハンターがすぐそこまで来たのだ。チェイス苦手なんだよぉ…
あなた
(でもバレてない…!今のうちに…!!)
あ、だめだハンターこっち見てる(ハンターはご想像にお任せします)
あなた
ひっ……
あなた
やだぁぁぁ…!!!
情けない声をあげながら走る。香水を片手に持って。ハンターは容赦なく追ってくる。
あなた
…あ、…香水買ったんだった……!
殴られる直前に思い出した。香水を使おうとしたがもう遅かった。
あなた
いたっ……!
その後も香水を上手く使えず、ダウンしてしまった。
あなた
うぅ……
あなた
だめ、だった……せっかくエドガーさんに話しかけれると思ったのに…
風船に括られ、運ばれる。今から吊られるのだろう。諦めを確信したその時だった。
バンッ(銃声
あなた
へっ…?
地面に足が着いた瞬間に手を引かれた。少し大きくてあたたかい手。
顔を上げると赤いベレー帽を被った茶色の髪を束ねている後ろ姿。
あなた
…エドガー、さん…?
あなた
あの…!どうして私なんかを…
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
……今はそんなの関係ないでしょ?いいから逃げるよ…!!
彼は振り向いて言った。少し頬が赤く染っているのは気のせいだろうか。
しばらくして心音が収まった。きっとタゲチェンしたのだろう。お化け屋敷の方でで他のサバイバー達がわちゃわちゃしてる中、私たちはサーカスの中で二人きり。
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
…はぁ……はぁ……ここまで来たら…
あなた
……あの…エドガーさん…
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
ん、何…?
あなた
絵……私のせいで使い切らせちゃって…ごめんなさい…
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
別に怒ってないよ。28じゃ僕ずっと解読してるし。
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
それに……君のことが……
あなた
えっと……今何か……
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
…な、なんでもない!!
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
君、あなただっけ。後で君のこと描かせてよ。
あなた
え、エドガーさんが私を…?どうして…
確かエドガーさんは人物画が苦手なはずだ。ルカさんからそんな話を聞いた。
人をモデルにしてるとこも見たことないし、いつも風景画や抽象画を描いている。
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
君を描きたいと思ったから。それだけ。
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
……あ、通電した。
通電の音がマップ中に響いた。彼を見つめながらぽかんとしていると手を握られた。
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
脱出口から出よ。バール持ってるから。
彼は私の顔を覗き込んで少しだけ微笑んだ。そのまま優しく手を引かれてサーカス近くの脱出口に着いた。
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
よいしょ……ねぇ、あなた
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
僕さ、君と話してみたかったんだよね。
彼はバールで脱出口を開けながら聞いてきた。私は壁にもたれて座っている。
あなた
……え、私に…?
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
そ、君のことルカから聞いてるよ。僕のこと見てたんだって?
あなた
それは……えっと……私もエドガーさんと話してみたくて
あなた
話しかけようとしたんです、でも勇気が出なくて…
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
ふーん。ずっと視線を感じると思ったら君だったんだ。
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
あなたでよかった…
あなた
え、
今度はちゃんと聞こえた。私でよかったって。
あなた
今…私で、よかった…って
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
っ……!
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
言って、ないから…
あなた
ふふ、嘘だ……言ってたよ…
思わず笑いがこぼれた。バレてるのに否定する姿が可愛くてたまらない。
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
はぁ……ほら、開いたよ。
あなた
あ、そうですね……出ましょうか。
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
……待って
私が立ち上がった瞬間、手首を掴まれ引き寄せられた。鼻が触れそうなくらいの至近距離。
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
後で、僕の部屋に来て。
あなた
そ、それって……
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
言ったでしょ?君を描きたいって。
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
庭園とかで描くより、僕の部屋で描いた方が集中できる……
あなた
二人きりで……部屋に……
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
変なこと考えてるでしょ。
あなた
あ、すみません…
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
……何か期待してるの?
あなた
っ……
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
ふふ、まぁいいよ。期待してても。
彼の表情は緩んでいた。彼なら絶対見せないであろう甘い表情。そして彼はゆっくりと体を離した。
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
さぁ、出ようか。先行っていいよ。
あなた
エドガーさんも、ちゃんと出てくださいね…?
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
わかってるって。後、さん付けしないで。タメ口でいいから。
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
ほら、エドガーって呼んでよ。
あなた
……エドガー
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
うん、いい子。じゃあ……早く出な。ハンターに気づかれる前に。
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
大事なモデルが傷つけられたら困るから。
あなた
!?…//
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
あはっ…何その顔……ほら、早く行きなよ。
あなた
わかっ、た…
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
あ、もう一つ…
そして彼は耳元で小さく言った。
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
もし来なかったら…無理やり攫ってくから…
あなた
っ〜〜!!
あなた
ちゃんと行くから…待っててね…
私は顔を真っ赤にしながら脱出口から脱出した。
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
…………
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
あぁぁ……僕、あんなこと言って…
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
後でどんな顔してあなたに会えばいいんだ…
僕は両手で顔を覆った。さっきあなたに言ったことを思い出すと恥ずかしくて顔が真っ赤になる。
しばらくすると心音が近づいてきた。
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
まずい…早く出ないと……
エドガー・ワルデン
エドガー・ワルデン
……待っててね。あなた。僕が君を誰よりも美しく描いてあげるから。
終わり!!!!続きはいつか書く!!
久しぶりに小説書いたから下手くそだけど許してね…

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