第63話

53 . 不器用な想いの伝え方
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2025/03/18 09:00 更新
  やばいやばいやばいやばい...

  メテヲさんに渡そうと
  緊張で葛藤してたらもうバレンタイン
  終わっちゃう...

  受け取って貰えなかったらどうしよう...

  お菓子の意味気づいてもらえるかな...
ぐさお
ぐさお
 っう〜... 、 
ヒナ
ヒナ
 おやおや迷えるぐさーのさん 
ヒナ
ヒナ
 何を躊躇ってるのかね 
ぐさお
ぐさお
 だって! 
ぐさお
ぐさお
 引かれたらどうしようー... 
ヒナ
ヒナ
 うーん... 
ヒナ
ヒナ
 そりゃ怖いと思う! 
 けど、ここでぐさおさんが 
 変わらないと、
ヒナ
ヒナ
 ずーっと、
 何も変わらないよ? 
  目が、覚めた。

  確かにそうだ、って

  メテヲさんのことはめめ村結成初期から好きで
  長い間好きなのに、

  ここまで何も関係が変わらないのは


  行動に移さなかったから...

  
ぐさお
ぐさお
 ひなちゃんありがとう! 
ぐさお
ぐさお
 私、行ってくる! 
ヒナ
ヒナ
 行ってらっしゃい! 
ヒナ
ヒナ
 メテヲさんは研究室だよ! 






ぐさお
ぐさお
 メ、メテヲさん...、? 
メテヲ
メテヲ
 ん~、? ぐさおさん? 
ぐさお
ぐさお
 ば、ばれんたいん... 
メテヲ
メテヲ
 たしかに!
 メテヲ今まで縁なかったから! 
  メテヲさんモテそうなのになぁ...

  そんなことより...


  喜んで、くれるかな...? 
ぐさお
ぐさお
 キャンディーです...! 
  意味は...、、

  『 あなたが好き 』
メテヲ
メテヲ
 ...っっ! 
ぐさお
ぐさお
 ...、 
 意味知って...? 
メテヲ
メテヲ
 い、や... 
 はい...
  意味知ってた...


  こんな反応させちゃった...
  ああ、ダメなんだって。

  分かっちゃった。
ぐさお
ぐさお
 あ、あの、 
 それでは... 
  消え入りたい気持ちで実験室を
  早足で逃げる。
メテヲ
メテヲ
 ぐ、ぐさおさん...! 
  耳に響くのは
  呼び止める大好きなあの人の声。
ぐさお
ぐさお
 ... はぃ ... 

メテヲ
メテヲ
 ホワイトデー...、 
メテヲ
メテヲ
 待っててください...! 
ぐさお
ぐさお
 ぇ...あ、 はい...! 
  別に、成功失敗決まったわけじゃない
  けど、

  勝手に綻ぶ頬を隠しながら
  逃げるようにリビングへ向かう。



ぐさお
ぐさお
 受け取ってもらえて良かった...っ! 
 次回からホワイトデーへいきます

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