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第2話

孤独の探し物
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2025/11/15 07:06 更新
薄暗い部屋で1人、孤独にパソコンと向き合う。
ぼんやりとパソコンを眺める。
キーボードの乾いた音が部屋に響き渡る。
エンターキーを押してページを開く。
503 service unavailableというエラーコードが画面に表示されてブラウザのページは固まってしまった。
おおはらMEN
……アクセス集中してんのか…
静かにブラウザのページを閉じてそこら辺に放置していたペットボトルのお茶を飲む。
おおはらMEN
……変な味する…放置しすぎたか…
少し酸味があるお茶をゆっくりと傾けて喉に流す。
本当は酸味があってはいけないお茶な気もするが…

まぁいいだろう。
後で腹、壊さないといいな。
流石にこれくらいじゃ壊さないだろう。

俺の腹、強いし。…多分。
しばらくパソコンを眺めていると、

エラーコードが消えてブラウザのページに飛べるようになっていた。
おおはらMEN
おっ、エラー治ってる
やっと入れたことに少し感動しながら画面をスクロールしていく。
画面をスクロールしているとピロン、という着信音がなった。
おおはらMEN
…珍しいな?…
そこには503 service unavailableというエラーコードと共に、『こんにちわ、今日はとても寒いですね。』
という律儀な文章が書かれていた。
おおはらMEN
…なんじゃこりゃ?迷惑メール?
宛先もよくわからないし、なんならエラー起こってるし。
よくわからない現象が起きてしまっている。
おおはらMEN
…返信…した方がいいのか?
もしも詐欺だとして、用事を伝えていないのはよくわからない。

だから詐欺ではないただの迷惑な人か、それかとんでもなく馬鹿な詐欺師か。
その2つの選択肢しか俺は思いつかなかった。
また、ピロンという着信音がなってメッセージが届いた。
『誰か知らない優しい人へ、
誰かと楽しいことを見つけてみたいです。』
おおはらMEN
…まじでなんの文章?
意味がよくわからない文章に呆れながらそのブラウザを閉じる。
『生きる意味を一緒に見つけたいです。』
おおはらMEN
…生きる意味…
明らかに胡散臭いのに、明らかにヤバそうなのに。
なぜか俺は返信をしてしまった。
   『僕も生きる意味を見つけたいです。』
馬鹿な行動だと思う。浅はかな行動でアホだと思う。
そんなことを返信した後、またピロンという着信音がなった。




 










 
 











『じゃあ、一緒に探しに行きましょう。“幸せ”を。』





そして僕らは生きる意味を、幸せを探すことにした。

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