太宰が考えた作戦とはいえ、とても面倒くさいのに変わりはなかった。
まぁでも云われたことはやらなくちゃいけないし……
あ、2人とはもう別行動だよ。
私は云われた通り姿を変えながら歩いてる
どうして大人しく従っているんだ私は
いっその事めちゃくちゃにしてしまおうか?
いや後での仕返しが怖い
何より太宰の指示で間違ってたことはない。
従うしかない
怨むよ
太宰に中原!!!私にだけ負担かけやがって…
体力の限界って知ってるかな!?
私の体じゃなけどね!!!!
やっっっっっっっときた!!!!!!!!
よし、これで開放…
いやいま仕事終わる雰囲気だったでしょ!?
言われた通りその人の近くへとより、私はふとその人の顔をじっと眺めた
そんな笑わないでくださいませ
料金増やすよ???
中原の抑えきれていない殺気を少し気にして犯人さんの方を振り向くと
何かのボタンを押していた
後ろから音がして、腕から赤黒い液体が滴り落ちる
どうやら撃たれたみたい
その後、大きい音がしたところで私の意識は切れた
こんなことの為に命賭けで戦って、作戦を立て直して、何時も突っかかってくるくせに二人とも心配性だし優しいなあ…
まず結婚相手ください(切実)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。