…ペリペリペリ
暇72side
クソメンヘラスベリーダーのご逝去後の話な。
リーダー俺になりました。はい。
同情票は要らない。だけどそれがシクフォニの走る速度をあげるなら、全て最大限活用する。
その後ちゃんと好きにさせればいい。
らんの手紙のとおり
思ったこと感じたこと、俺らはちゃんと誰かしらに吐き出すようになった。6人でいた時よりもそうかもしれない
俺らへの愛、俺らへの心配、俺らへのボケ
全て俺らにまつわる言葉ばかり。
勿論それらもらん自身の思いではあるが、そういうことじゃなくて。
死ぬほど泣いたあの日から1年弱のこと。
やべ、すっかり頭から抜けてたわ。普通に終わり。
……というよりは、うっすら気づいていたけど
言い出すタイミングを逃してしまったのほうが正しい。
そんなこんなで開演5分前。今に至る。
いるまside
いや開演5分前は馬鹿すぎ。
俺が封筒に手をかける。
…これ公演の緊張か?手紙の緊張か?どっちだよ。
ゆっくり封を切る。
俺ら宛ての手紙とは明らかに違う厚さ。薄い。
2つ折りのそれを今度は思い切って開いた。
でかでかと書かれた最上級に汚ねぇ文字。
想像と違いすぎて地面から地面に叩きつけられたような
いや、ほんとになに??
それでも何かはありそうだと考えたのか、全員真面目に考え出した。
“LAN”と“活動初期の想い”?
音ではかかってない…なら共通点とかになるよな、
多分同時だ。全員が息を吸った
長年解けなかった謎を解いたような気持ちよさ。
ピッタリハマった感。テンションが上がる俺ら。
いやライブ前のボルテージを
謎かけで上げるグループどこにいるん??
それすらも呪いになると思ったのだろう、あいつらしい
これまでの道
勿論何度も行き詰ってしんどい思いしまくってきた。
グループとして成り立たせるまでにまず時間がかかった
お前のいない穴を“埋める”なんてことは今もできてない
けどな生憎
記憶の中のお前はいつだって“救い”だったよ
end


















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。