春…

俺は2年前にこの『清ノ宮高等学校』に教師としてやってきた｡


今年で3年目｡ 


俺は2年間担任してきたクラスを､今年も担当することになった｡


あの騒がしい奴らも､今年で卒業か〜…

今日からまた1年頑張るぞ〜！w


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3−A教室

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ🚪

ｼｰﾝ…

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ🚪

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🌟


俺は2年生になったあたりからほぼ毎日遅刻している｡


意図的に｡


遅刻したやつは反省させるために､先生と1対1で話し､その後反省文を書かせられる｡


普通の奴なら嬉しくない話だろ？


でも､俺にとっては…


最高の時間なんだ｡


この学校の生徒指導の先生は "ほんこん先生" 


俺は1年生の時から､ほんこん先生が好き｡


恋愛的な意味で｡


俺らのノリについてきてくれて､優しくて｡怒ると怖ぇけど､可愛い面も多くて…


遅刻したら生徒指導の先生と1対1で話せる｡


つまり､遅刻したらほんこん先生と俺だけの空間を作ることができるってわけ。


今日も2人きり…｡


楽しみだな〜w

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ｶﾞﾗﾗｯ🚪

ﾄﾞﾝｯ… (壁ドン)

🍏side


今日こそ､毎日遅刻してくるコイツを反省させようと思ってんのに…


急に好きとか…舐めたこと言いやがって！…


てか！…なんで俺壁ドンされてんの！？！？！？


逃げ場ねぇし…なんなんだよまじで！…

ゆぺは嘲笑うような笑いを捨て､


ドアの前に歩いて行った｡

ｶﾞﾁｬｯ… (鍵)

ﾄﾞｻｯ…

俺は押し倒されて､キスされた｡


一瞬何が起きてるかわからなかったけど､すぐ理解した。


舌が入ってくるのだけは避けたくて､


俺は必死に抵抗する｡


彼の肩を押したり､少し叩いたりするがビクともしない｡


俺は後頭部に手を回されて､逃げ道を失った。

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自分の教え子に俺は食べられた｡


正直､嫌ではなかった…


脳の奥底まで伝わってくる刺激が… 君の声が…


俺を満たしてくれた｡


見つかったら最後｡


それでも俺は､この刺激から抜け出せない｡


だから､アイツ（ゆぺ）と


イケナイ関係でも､遊戯をする｡