そこにあったのは、今までユウキと一緒に戦った仲間たちが倒れていた景色だった。
魂が……ない?
すぐ近くには、ユウキがただ立っている。
そのユウキは、先ほどよりも比べ物にならないほど、魔素量も増し、強くなっていた。
淡々と俺は言う。
この気持ちは、ファルムス王国の時と、ヴェルドラの時と同じだ、
すぐには暴れない。
こいつ、何をそんなにヘラヘラしながら言えるんだ……?
気持ち悪い。
は?
急に話しかけて来たと思ったら、それはどう言う事だ?
と、言う事は?
何故、ベニマル達は生きて居るんだ?
他にも覚醒魔王と同じ位の強さを持っている者はいただろう?
それはどうして死んだ?
俺が……殺した?だと?
でも、俺の力も入っていたんだろう?
ユウキも許せないが、
俺自身も許せない。
もっと、何かが出来たはずた!!
それなのに、どうして。
後悔は後だ。
まずはユウキを殺す。
絶対に。
俺の手だけで殺す。
誰にも横取りさせない。
苦しめて、殺す。
原作とは違いますが、
気にしないでください。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。