目に布を当てられ何も見えない中 ,
私が殺されることを望む大衆の声が聞こえる 。
私の足は1歩ずつ , ギロチンの元に進んでいく 。
… 私を押さえつけている , 兵士によって 。
何故こうなったのか 。
事は数日前に遡る 。
屋敷に婚約者だった , ウパ ・ フォートリーが来た 。
意味が分からなかった 。
ラテと婚約したいから死んで ?
私が邪魔するのを恐れたから ?
私が真実を言うのを恐れたから ?
どちらにしろ …
鞘に収めてあった剣を取り出し ,
私の喉元に突きつけられる 。
もう一歩進めば ,
この世にさよならを告げることになるだろう 。
ただ , ” 魔女 ” と呼ばれ始めた頃から
何時か死ぬだろうと予想はしていた 。
何故なら , 昔の本を漁った際に
過去に ” 魔女 ” と呼ばれた人達がいた事を知った 。
そしてその人たちはもれなく死んだ 。
全て , その時代の誰かの策略によって 。
だから私は誰かの策略にまんまと嵌った 。
そして今 , 首が固定された 。
後は刃が自分の頭と胴体を切断し
命の灯火が消える瞬間を待つだけ 。
… 死の瀬戸際 , ふと思った 。
私は多分 … ラテの策略に嵌ったのだと 。
そう考えると , 全ての辻褄が合うような気がした 。
本当は頭の片隅にずっと置いてあった最悪のケース 。
犯人がラテのケース 。
私は傍から見たら魔女だけど ,
ラテから見たらきっと , 哀れなお姉ちゃんで
扱いやすかったんだろうな ……
もし , もし来世があったのなら …
それがミゾレ ・ スティーヌ ,
渇愛の魔女と呼ばれた彼女の最期の言葉だった 。
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この小説は , 此方のコンテストに応募します 。
この方の小説が物凄く好きなので ,
是非皆さんも見てください !!











編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。