第3話

- 冤罪の魔女 .
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2025/03/06 05:29 更新





mob .
 魔女を殺せ !! 
mob .
 魔女は処刑されるべき !! 





目に布を当てられ何も見えない中 ,

私が殺されることを望む大衆の声が聞こえる 。


私の足は1歩ずつ , ギロチンの元に進んでいく 。

… 私を押さえつけている , 兵士によって 。








何故こうなったのか 。

事は数日前に遡る 。

屋敷に婚約者だった , ウパ ・ フォートリーが来た 。


ウパ ・ フォートリー / up .
 … ミゾレ ・ スティーヌ 。 
俺の婚約を破棄しろ 。
ミゾレ ・ スティーヌ / mz .
 …… はい 。 
ウパ ・ フォートリー / up .
 俺はラテ ・ スティーヌと婚約する 。 
ウパ ・ フォートリー / up .
 だから , 死んでくれ 。 
ミゾレ ・ スティーヌ / mz .
 … はい ? 





意味が分からなかった 。

ラテと婚約したいから死んで ?

私が邪魔するのを恐れたから ?

私が真実を言うのを恐れたから ?

どちらにしろ …




ミゾレ ・ スティーヌ / mz .
 意味が分からな ─── 
ウパ ・ フォートリー / up .
 うるさい 。 お前は俺と別れればいい 。 
ウパ ・ フォートリー / up .
 そして俺とラテの未来に , 
お前の存在は要らない 。





鞘に収めてあった剣を取り出し ,
私の喉元に突きつけられる 。

もう一歩進めば ,
この世にさよならを告げることになるだろう 。


ただ , ” 魔女 ” と呼ばれ始めた頃から
何時か死ぬだろうと予想はしていた 。

何故なら , 昔の本を漁った際に
過去に ” 魔女 ” と呼ばれた人達がいた事を知った 。

そしてその人たちはもれなく死んだ 。

全て , その時代の誰かの策略によって 。



だから私は誰かの策略にまんまと嵌った 。









そして今 , 首が固定された 。

後は刃が自分の頭と胴体を切断し
命の灯火が消える瞬間を待つだけ 。


… 死の瀬戸際 , ふと思った 。

私は多分 … ラテの策略に嵌ったのだと 。

そう考えると , 全ての辻褄が合うような気がした 。


本当は頭の片隅にずっと置いてあった最悪のケース 。

犯人がラテのケース 。



私は傍から見たら魔女だけど ,
ラテから見たらきっと , 哀れなお姉ちゃんで
扱いやすかったんだろうな ……




もし , もし来世があったのなら …

ミゾレ ・ スティーヌ / mz .
 誰にも縛られずに , 生きたいな …  


それがミゾレ ・ スティーヌ ,
渇愛の魔女と呼ばれた彼女の最期の言葉だった 。








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