ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
side︰ 檜山
『 竜生 』
竜生 「 檜山くん 」
『 あなたを守れるんだよな 』
竜生 「 え? 」
『 お前に話したいことがある 』
竜生 「 告白かなぁ笑 」
『 遊びじゃないんで 』
竜生 「 俺の方が年上ですけど← 」
『 ですね 』
竜生 「 だけど本気だね笑 」
『 あなたのことだから 』
竜生 「 聞きます聞きます 」
竜生 「 うっち-くんが? 」
『 あぁ 』
竜生 「 本人がいってたんですよね? 」
『 もちろんだろ 』
竜生 「 あなたはいつもそ-なんですよ 」
『 え? 』
竜生 「 聞いたかもだけど.男運がなくて 」
『 … 』
竜生 「 あと実はあいつは俺の妹じゃないんです 」
『 は? 』
竜生 「 言わないでくださいよ? 」
『 いやいやなんで?! 』
竜生 「 あれは俺がまだ4歳のとき 」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!