第40話

未曾有の嵐
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2026/03/11 12:00 更新



腹八分満たされた頃、少し離れた席から掃除屋の団欒を見ていた



そう、その【少し離れた席】というのは___________





「……………」


「……………..」




新客荒らし屋二人がいる席である



(仕方がない。ここしか空いてなかったんだし)



だから、向かいから突き刺されそうな視線は無視しよう









「___ったく。どいつもこいつも、もっと緊張感をだな…..」

「僕は、ああいう空気の方が心地いけどね」

「うぉ?!いたのかよあなたの下の名前(カタカナ推奨)!!」

「え?そんな影、薄かった?」



やだ。悲しい




(なんて、悠長なこと言ってらんない)



「____荒らし屋といえば〜〜」


絶賛、ルド君とゾディルさんが会話している

攫われるまで残り時間はもうない



ルド君とゾディルさんの会話を聞き流しながら、バックの中を確認する



てか、ゾディルさん演技上手くない?

声優さんもすごいよね。声の切り替えとか




「あぁ、そうだ」


「思い出した」






懐から取り出したモノは





「これと同じ物を探してるんだ」





アモの靴だった





「ルド君、逃げ___いッ!!」



クトーニさんが、思いっきり僕の手のひらをナイフで串刺した



(やばいッ!逃げる隙がなくなった)



掃除屋のみんなが、一斉に襲いかかる


僕も、ナイフを抜いたが





「掃除屋」



「捕まえた」




クトーニさんのマンホールに吸い込まれてしまった




土管が無数ある空間に出てきた



「デザート食ってない」「サポーターおらん」「“マンホール“便利だな〜」



各々が好き勝手文句を垂れる中で、ルドとあなたの下の名前(カタカナ推奨)は険しい目で一点を見ていた





そのさきにいたのは、





紫色の懐中電灯を照らしている【荒らし屋】




空気は一気に緊張を持った








「荒らし屋よぉ〜….ルドとあなたの下の名前(カタカナ推奨)を捕まえにきたんだろうが悪かったな」

「“おまけ“付きで」


後ろから、「おまけ?」「みんな大好きおまけ」とか聞こえてくるけど空気を読めい!



(そうだ。今のうちに手の傷治しておかないと……あれ?)


もう治ってるけど___________


「……む?」

「あ、大丈夫だよ。心配ありがとねディア君」



「_________だから一人にさせない」


「だから今、ここにいる」



「おまけは予測の範囲内だ」



時計の針がやけに大きく聞こえた、次の瞬間



ドドドドドドドドドドドドッッッッッ!!



「おっぷ」

「ゴミ?!」



「ゴミの濁流じゃ!!」



やばいやばいやばい!!思った以上に勢いが強すぎる!!!




「お“ぉぉおおぼれじぬ“___ぎゃッ!」

「可愛くねぇ叫び声だな」

「くっそ失礼ですねエンジンさん」


傘を船代わりにして流れに乗っていたエンジンさんに助けてもらった

傘って便利だな


【ところで、エンジンさんの対戦相手って】

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