第14話

🏕
462
2025/07/18 11:00 更新
jr. side



こーちの部屋の前に来て何度か扉をノックした



でも、返事も、反応も何も無くて、、



さすがに不安になってきたドアノブに手をかける





h k . 
待って樹
j r . 
っ、なに、
h k . 
焦ってるのは分かるけど、髙地いつも部屋の鍵かけてるじゃん、多分あかないよ
j r . 
あ、そっか、




って思ってドアノブから手を離そうとした瞬間、ドアノブが動いた





つまり、鍵がかかっていない、、、、、






開いている……





j r . 
ッ、ほく、とッ、!
h k . 
落ち着いて、大丈夫、大丈夫だから



そう宥めてくれる北斗はいつにもなく頼もしかった








hk. side




髙地の部屋のドアが開いていた




いつもなら鍵をかけている髙地が、、、





いつもみたいに起きてこないし、扉が開いていることに樹はびっくりして、不安定になったのか焦りが見えた




ちょっと過呼吸になりそうなのを必死に宥めて落ち着かせた





でも、俺は知っている




こういう時の髙地は、、









「鬱」になりかけている、精神が不安定になっている、髙地の前兆であることを





前に1度だけ見たことがある



仕事でもプライベートでも何も上手くいかなくて引きこもりがちになり、ご飯も食べなくなって、色々雑になった髙地。

精神が不安定になっていると思った俺は病院に行かせ、軽度の鬱だと診断された



でも、それももう1、2年前のこと、
すっかり治ったと思っていた





でも、ずっと苦しかったのかな、1人で耐えてたのかな、、


なぁ、髙地





h k . 
樹、入ってみよ
j r . 
う、うん、
 


ガチャ




入ると、ベッドの上で寝っ転がっている髙地



ただの寝坊かと思ったけど、怖いほどに寝息もしないし、動きもしない





j r . 
こーち、こーち、?
h k . 
こー、
 y g .
あれ、じゅり、ほくと、
j r . 
お前、今日しごと、、
 y g .
あぁ、ごめん、もうどうでも良くなって、
j r . 
は、?
h k . 
ちょっと、樹、落ち着きな



h k . 
こーち、大丈夫?
 y g .
あ、ほくと、
ごめん、また、めいわく、
h k . 
迷惑なんかじゃないよ
また来ちゃった、?
 y g .
……ん、コク
h k . 
そっか





やっぱり、予想は当たっていた



また、ネガティブ思考に陥って出れなくなってしんどくなっていた



それを教えてくれた髙地は水分を多く含んだ目をしていて、今にも消えてしまいそうなくらい、儚く見えた




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