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小説
恋愛
自然消滅できてなかった。
*
もう行ってしまうのかい~!
1回家帰りたいからね、
始発ぐらいの時間になったからお暇することにした太宰さんのことだから寝てる間になにかするんじゃ、と思っていたけど案外紳士なことに別室にしてくれた
又来るのだよ?
仔犬の様な顔をして此方を上目遣いで見てきた態々上目遣いするために屈んで。
うん
本当に?
絶対だからね!
判ったってば
子供かよ。
泊めて呉れて有難うね、その内御礼になんか持っていくから
御礼って?
普通ならデパートのお菓子とかだけど、
お酒と味の素
「蟹は高いから矢駄」と付け足したら「素直だね」と云われた。褒められたってことだよね。
じゃあそろそろ電車来るし行くね、ありがと
ん?
なに?
行ってきますの接吻はァ?
紳士じゃなかった!!!!
はあっ?!ば、莫迦なの?
うーん?顔真っ赤だよ
じゃ、じゃあね!!
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あ~行ってしまった、
まあ、次会う口実が出来たし、佳いか!
実は太宰さん、終電逃すように仕向けてたり、、結構前伏線張ってました🙃