第63話

🧡🍳秘密の勉強会
218
2025/09/06 18:08 更新
 
テスト期間真っ只中、
彼の家で2人でお勉強する日。
 
 
小さなローテーブルに勉強道具を広げ、
2人で何とかして問題に取り組む。
 
ci
あなた、ここわからん…
ci
もう数字嫌い…
あなた
さっきから進んでないよ…?
ci
よう続くなぁ…
ci
俺一旦休憩!
 
最初は集中できていたものの
時間が経つにつれ、彼の方がだんだんダメになる。
 
ci
あなたも休憩しよ?
あなた
ここだけするの…
 
横目で軽くあしらうと
彼の指先が私の脇腹をくすぐった。
 
あなた
ちょ…!だめ!
ci
えーかわいい…
ci
何それ
あなた
休憩するから…!
あなた
ほんとにダメだよ?
 
そう言うと再び攻めようとしていた手を止めて
満足そうな笑みで私を見つめた。
 
私も彼を見ていると
突然もぞもぞと動き出していて
気がつけば自分の肩に彼の手が回っていた。
 
視線の先には彼の体しかなくて
少し上を見れば幸せそうな顔をした人がいる。
 
ci
図書館やったらできんからさ
ci
変なことはせんから…!
あなた
わかってるよ…
 
そのまま頬を私の頭にすりすり。
ぬいぐるみのように
ふんわり抱きしめられて愛でられる。
 
ci
あなた、いー匂い…
 
彼の甘える声が
徐々に甘くなっていく。
 
あなた
嗅がないで…?
ci
嫌や、
あなた
もう、しつこ…
 



言いかけた瞬間、
彼の腕に思わぬ力が入った。
バランスを崩して
後ろにあったクッションに2人で沈む。
 
彼の顔がすぐ目の前にあって
息が止まりそう。
 
何度目を逸らしても
彼の目線が私から外れることはない。
 
あなた
近いよ…
あなた
一回離れよ、?
ci
キスってさ、
ci
変なことに入る…?
あなた
え、何それ…
ci
教えてくれんかったらするで?
 
否定も肯定もできず
ただ黙り込むだけ。
 
気づいた時には
私の頬には彼の手が添えられていた。
 
目を瞑って近づいてくる。
それに合わせて私も目を閉じた。
 











ci
ここやったらセーフ?
 
彼の唇が触れたのは頬だった。
 
何だか悔しくなって
むず痒く感じる。
 
ci
何その顔…
 
あなた
何にもないよ…
 
ci
はいはい…
 
そう言ってまた目を閉じた。







こっちも動かしてみたんだ

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