第4話

No.3 真実 📖🖊
197
2024/02/05 10:26
気づけば、私はここのモンド城の代理団長?のジンさん?という人の部屋の前までアンバーさんと一緒に来ていたのだ。
コンコン(ノックする音)
アンバー
アンバー
ジンさーん!アンバーです!失礼します!
ガチャ(ドアを開ける音)
ジン
ジン
ああ、アンバー、よく来たな。
ジン
ジン
それで、アンバーの隣にいる子が例の子か?
アンバー
アンバー
そうです!ほら、あなた、自己紹介して!
(なまえ)
あなた
あっ、えっと、あなたです...。
遠い場所からやってきたので...ここの事よくわからないですけど....よ、よろしくお願いします...!
ジン
ジン
ああ、こちらこそよろしく頼む。そして、私の名前はジンだ。ここ、モンド城の代理団長を務めている。名前は気軽に呼んでくれ。
(なまえ)
あなた
あっ、はい!
ジン
ジン
早速本題に入るのだが、
あなた、君は神の目を持っているらしいな?
(なまえ)
あなた
あっ、はい!そうです!
ジン
ジン
それを是非見せてくれないだろうか?
(なまえ)
あなた
分かりました!
(なまえ)
あなた
これですね...
ジン
ジン
ふむ....一見、変わりのない神の目だが、元素力は宿ってないな。
(なまえ)
あなた
元素力...?
ジン
ジン
元素力というのは、炎、水、風、雷、草、氷、岩の7つに分かれている。
ジン
ジン
私の場合だったら、風、アンバーの場合だったら、炎、人によって色々と違うんだ。
(なまえ)
あなた
へぇ....なるほど....。
言われてみれば、2人の服のところに神の目がついてるなぁ
ジン
ジン
(普通は神の目が宿った時に元素力は判明するのだが....これは例外なのだろうか....)
ジン
ジン
(探りを入れたいところだが、あまり深く行くのもよくないな...)
ジン
ジン
もう一ついいだろうか、あなた
(なまえ)
あなた
は、はい!
ジン
ジン
君は、どこから来た?
(なまえ)
あなた
えっ?
(なまえ)
あなた
(やばい....ついにばれたかも....異世界転生者ってばれた...??)
(なまえ)
あなた
と、遠いところです!
ジン
ジン
遠いところ?それは具体的にどこだろうか?
(なまえ)
あなた
えっと....
(なまえ)
あなた
(真実を伝えたほうがいいのかな....それで追放とかされるのは嫌だし...。)
(なまえ)
あなた
(あぁー!もう、どうにでもなれ!)
(なまえ)
あなた
ジンさん、アンバーさん、今から言うことは落ち着いて聞いてください。
ジン
ジン
ああ...?分かった。
(なまえ)
あなた
じ、実は私、異世界から来たんです。
アンバー
アンバー
ええ?!異世界!?
ジン
ジン
異世界?別の国ということか?
(なまえ)
あなた
そうです。目が覚めたらここの世界にいて、何故か手には神の目を握りしめていたんです。
ジン
ジン
神の目を持っていた?そっちの世界でも神の目を使うのか?
(なまえ)
あなた
いいえ...使いません。
アンバー
アンバー
じ、じゃあ、なんで...神の目を持っていたの?
(なまえ)
あなた
それは、学校の帰り道に落ちてたんです。それをただ拾ったっていうだけです。
(なまえ)
あなた
後....私の本来の目的は元の世界へ帰ることなんです。
元いた世界へ戻るためにここ、モンド城に来たんです。
ジン
ジン
その為だったのか...
アンバー
アンバー
私らの世界とあなたがいた世界って、繋がっているんですか?
ジン
ジン
いや、多分、それはないだろう。
ジン
ジン
この国とあなたの国の接点が見当たらないし、
やはり、そういうのはリサに聞くのが一番効率的だろう。
アンバー
アンバー
それもそうですね!
アンバー
アンバー
あなた!リサさんが帰ってきたら一緒に聞きに行こう!
(なまえ)
あなた
は、はい!
アンバー
アンバー
うぅーん、やっぱり、敬語なくそうよ!
敬語があると堅苦しいし!
ジン
ジン
私も敬語はなしでいい。気軽にジンと呼んでくれ。
アンバー
アンバー
私も、アンバーって呼んでね!
(なまえ)
あなた
分かr....う、うん!
(なまえ)
あなた
アンバー...ジン....よ、よろしくね...!
アンバー
アンバー
うん!よろしくね!
ジン
ジン
ああ、よろしく頼む。
(なまえ)
あなた
あっ、あの!もしよかったらなんだけど...2人の元素力を見せてくれない...???色々と勉強して、この世界のこと知らなくちゃいけないし....
アンバー
アンバー
勿論いいよ!!
ジン
ジン
私でよければ、手を貸そう。
(なまえ)
あなた
あ、ありがとう!
アンバー
アンバー
それじゃ、七天神像にレッツゴー!!
(なまえ)
あなた
おー!
それから私は、2人の元素力の見せてもらうことにした。
To be continued..

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