俺には10歳以下の記憶が無い
両親を殺して、手足が血だらけになった記憶
その記憶から下の記憶がない
警察に囲まれ、なにがなんだか分からず反抗し続けていた
刑務所に連れてかれた。10歳で
両親が死んだ今、俺を養子として迎えてくれる家庭はどこにもないらしい
でも、刑務所での生活は結構楽しかった
殴り合いの喧嘩もあったけど、最終的にはちゃんと仲直りもしていた
そして、分かったことがある
俺は嗅覚がいいらしい
いつも通り確かめようとした
嗅いだ瞬間俺は倒れた
俺は裏切られたんだ…そう思った
もう少しで俺は出所できるから…
おれは反論した。おれは無実だと
嗅いでみて?と言われたこともぜんぶ話した…信じてくれる人は少なかったけどとある警官が信じてくれた
それから、その人のように色んな人に手を差し伸べる警官になりたいと思い
いいことをしようと心がけ2年経過し俺は警官にある部隊に誘われた
これにYESと答えたのが間違いだった…
その日から俺は目隠しをされた状態で何がどんな匂いなのかを徹底的に教え込まれた
死骸の匂いも嗅がされた
世界には約870万種
もれなく全部嗅がされた。それも何が一体なんの動物なのか当てるまで終われない…という地獄のゲームつきで
まぁ、結構すぐに全ての匂いを当て、自由の身になった
暇になったから、俺の喋り方がずっと自分に合わないと感じて居たから、どんな喋り方がいいのか研究してみた
結果…
関西弁?という少し不思議な喋り方が喋りやすいゆうことがわかったんよ
俺はどこ出身かもわからへんからエセ関西弁?ゆうやつなのかもしれへんけど…
そんなこんなで月日は流れ…
きっと、この先楽しくなるんは分かっとるよ














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!