私のママと匠のお父さんが結婚して4か月
いまだに気まずいのはのは私だけだろうか
式は挙げなかったもののもちろん家は同じなわけで
私は半強制的に匠のことを「お兄ちゃん」と呼ばされていた
ちなみに部屋も隣
夜に物音が聞こえてくるとビクッってなる
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ガタンゴトン🚅
いつも通り1時間に一本の電車に乗り、富山駅に着く
そこから「東京行き・かがやき号」に乗り込む
東京まであと二時間
土曜日の朝早くに家を出て9時には東京のスタジオにつく
一晩父のもとに泊まり、日曜日の夕方に帰る
月曜日になり学校が終わったら
自室でダンスとボーカルのレッスン及び韓国語の勉強
これを何度も繰り返し気づけば準備生生活を始めて半年がたっていた
礼儀は大切
でも、ここで挨拶を返してくれる人は少ない
それなりに友達もいるけど今は自分のことで手一杯なのだ
なにせ、右も左もわからない保証されない世界なのだから
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今練習しているのは、IVEの「I AM」という曲だ
幸運なことにサビを任されているので気が抜けない
午前のダンスレッスンは終了
お弁当を食べたらボーカルレッスンだ
歌は得意だから、そこだけでも頑張らないと…!
「I AM」は高音域が多く、特にサビの「I’m on my way」や
「I’ll be far away」は息の流れと芯のある声が求められる
声の抜き方やリズムの取り方が難しい
高音もきれいに出せるようにならなきゃ…!
月末評価だって近いんだ…!!
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土曜日は高音を重点的に練習して
日曜日は月末評価の練習をした
そしてまた富山に戻る
中学生になっても変わらない同級生のもとへ












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!