僕がそう三人に問いかけると、まず口を開いたのは彼のエージェント。セラフ君だった。
少し尖った眼差しを向けられる。
可笑しい。
何が地雷だ。貴方のエージェントでしょう。大切な相方でしょう。
何故そんなにも否定するような言い方をするのか
リーダーの呼ぶソイツ呼びも僕にはひどく気にくわない
さっきまで、八重歯をちらつかせてた彼の瞳からハイライトが消えた。
頬杖をつき僕の口から吐き出る言葉を待っている。
聞いてきたのは渡会君の方ではないのか。最初から興味がなかったかのように冷たい愛想をとられた。
何が何だか全く理解できない。ふざけているのか、
君たちの大事な仲間だろう。同僚だろう。幼なじみだろう。互いに命まで差し出している仲であったというのに 何故彼らは簡単には捨てようとするのか。
一体君たちの間で何があったのか。
世界軸がおかしいのか?
僕がおかしいのか?
それとも四季凪アキラという存在は、ただ夢の如く。作られた存在なのだろうか。
四季凪アキラ。
僕は君に会いたい。
会いたいよ。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!