はぁ。めんどくさい。
なんで、こうなっちゃんだろう。
まぁ……正直どうでもいいけど。
……はぁ。
普通にカラオケ行きたくないな。
めんどくさいしさ。
うるさいしさ。
勉強だって、親に捨てられないようにしてるだけだしさ。
勉強できなきゃ、捨てられる。
理解してもらえない。自由をくれない。
……無条件の愛ももらえない。
「生きていい」って何?
……。
……演じてる私って何?
……学校の授業も頭に入ってこないし。
はぁ。何のために学校に来てるんだろ。
ー説明修了ー
はぁ。やっと学校が終わった。
疲れた。
……バカなの?
悩みしかないわ。
はぁ。まぁ、優愛に話したって無駄か。
言わなくて良かったわ。
……行ったでしょ。
あの子、そういえば夢の中の私に似てる……。
……なんでなんだろう。
名前も「夢野優愛」と「夢月夢菜」。
どちらも夢が入ってる。
もしかして……夢の中の私は優愛……なの?
じゃあ……じゃあ……。



















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。