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第9話

第6話⚪🦋
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2024/03/22 21:00 更新
小森千慧
小森千慧
(´Д`)ハァ…
私はあの猫から割り当てられた部屋のベッドで横たわっている。
どうやらこの部屋は、私と入れ替わってた司書の部屋らしい。
この部屋はシンプルすぎでしょ。味気ないな。
もっとゴテゴテしてる方が好きなんだけど。
仮にも女子の部屋なんだからもっと可愛いとかお洒落とかでも良いと思うんだけど。
さっき引き出しとか色々見させてもらったけど、メイク道具が一つもないとか有り得ない。
その司書本当に女なの???





まぁ、兎に角今日は色々と疲れた。
まさか、他の図書館に来て、働かされるとか思うわけないじゃん。
いつも掃除や報告書とかは彼奴等に任せてたからやり方わからなくて叱られたし。
掃除はわざわざ床掃除で腰痛いし、報告書は何度も書き直しされるわ、ほんと酷い。
慣れないことをして、身体が重いし、痛い。





もっとたちが悪いのは、今までここに居た司書と私が何時、
元の図書館に戻れるのかわからないということだ。
小森千慧
小森千慧
ほんとさ、勘弁してよ...。
思わず、片方の腕で顔を覆う。
何でこんな目に遭わないといけないわけ?
こんなことされてもあっちだって最悪でしょ。
誰にもメリットないでしょ。
こっちの反応見れば、それくらいわかるし。
誰得よ。ほんとマジで。








少しだけ、思い出しちゃったじゃん...。
小森千慧
小森千慧
ハハッ。
思わず乾いた笑いが出てくる。
ほんと、今日は最悪だよ...。









それなのにさ、目を閉じればあの掃除大好きマンが出てくるのは何でよ。
夜ぐらいゆっくり寝かせろよ。
何か「掃除しなさい!」って叱ってくるし。
苛つく...。







トントン...
???
千慧さん。少し良いですか?
小森千慧
小森千慧
はっ!?
まさか、この声、今さっきまで考えてた掃除大好きマン!?


コンコン...
???
早く出てきてください!
小森千慧
小森千慧
待ってよ!今出るから!!!
あぁ、急かさないでよ!!!


小森千慧
小森千慧
何よ!
泉鏡花
貴方宛に電話が来てるんです。
さっさと来てください。
小森千慧
小森千慧
電話???
誰?私に電話するような物好きとか居なかったはずだけど...。






まさか、あの人じゃないでしょうね...。
泉鏡花
千慧さん?
小森千慧
小森千慧
......!
小森千慧
小森千慧
わかった、行くわよ!
ほら、さっさと案内して!
泉鏡花
(´Д`)ハァ…
泉鏡花
じゃあ、さっさと着いてきてください。
小森千慧
小森千慧
はいはい。


泉鏡花
(今さっき、彼女の瞳から光が消えていたのは、気の所為でしょうか...。)

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