第72話

昔の話
494
2024/03/19 02:34 更新
放課後
あなた
お、いたいた
沖田さん
さっきぶりだねどうぞ座ってよ
沖田さん
先にご飯頼んでくれて構わないよ
沖田さん
食べ放題だ好きなだけ食べてね
あなた
おー?沖田くん太っ腹ー


あなた
そんで?なんで俺らが慊人と揉めてること知ってんの?
沖田さん
数年前の話をするね
話によると沖田くんは数年前慊人たちを見たらしい
回想┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
草摩慊人
だから言ったでしょ
草摩慊人
僕たちとそいつらは違う
草摩慊人
僕らがそいつら一般人と普通に接するのは無理なんだ
???
ごめ、んッあき、と
一方的に怒る慊人と


その目の前で苦しそうに泣いて藻掻くもがく銀髪の男の子
草摩慊人
はとり、消せ
草摩慊人
こいつらの"記憶"
はとり
あぁ、言われなくてもそのつもりだ
沖田さん
(記憶を、消す…?)
意味がわからない
そんなこと可能なのか?
はとりと呼ばれた男が記憶を消すという作業をしている間
草摩慊人は銀髪の男の子に耳元で囁いた
草摩慊人
~~~。
???
っ、…
銀髪の男の子は目を見開き硬直していた
これから先何十年も続く人生を諦めたかのような目は


僕の心を強く揺すった
その後草摩慊人は銀髪の男の子の頭に手を乗せ
草摩慊人
いいこだね"由希"
草摩由希
……っ、
と微笑みを浮かべながら言ったのだ
沖田さん
(草摩はとり、草摩慊人…草摩由希、)
この日から僕は草摩家を追い始めた
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
あなた
ほー、そんでなんで俺らの味方を?
沖田さん
味方なんかじゃないよ
沖田さん
全ては僕のため
草摩由希
自分のため?

プリ小説オーディオドラマ