第44話

アメジスト
4
2026/06/28 05:00 更新
それは、夜の9時ぐらいだった
立花零菜
立花零菜
ねぇねぇ!彩葉ちゃん!希華ちゃん!起きて!
春咲希華
春咲希華
むにゃ…
虹片彩葉
ん…何零菜
立花零菜
立花零菜
行きたい場所があるの!
虹片彩葉
今…から?
立花零菜
立花零菜
そう!
立花零菜
立花零菜
あ、結構寒いからあったかくしていってね!


毎回思うけどいつも急なんだから…


そして、身支度を済まし、家を出る
虹片彩葉
で、どこ行くの?職質されるのは面倒なんだけど
立花零菜
立花零菜
大丈夫だって!すごく近いから!
そうして、私達は零菜の後に続くように歩いていった


そして気づけばあの森の目の前にいた。
春咲希華
春咲希華
え…この森の中に入るんですか…???
立花零菜
立花零菜
そう!
春咲希華
春咲希華
えぇ〜……



まぁ……普通なら入ろうとしないよね……


普通…なら…か…


そう思うと零菜と出会ったあの日、この森に入った私はどこか壊れていたのかもしれない。


でも、私と…零菜は知っている。この先の絶景を…


そのためにまた行くのはおかしなことじゃない
立花零菜
立花零菜
迷わないようにしっかり着いてきてね!
春咲希華
春咲希華
が、がんばります…!


そうして、私達は零菜の後に続き、あの場所に着いた
春咲希華
春咲希華
わぁぁぁ!すごく綺麗ですね!!
虹片彩葉
そうだね
立花零菜
立花零菜
懐かしいなぁ〜!!彩葉ちゃん覚えてる〜??
懐かしいって……数日前のことなのに……
虹片彩葉
覚えてるよ、流石に数日で忘れないよ
立花零菜
立花零菜
えぇー??ほんとに〜??
虹片彩葉
ほんとだって
立花零菜
立花零菜
……ならいいけど
春咲希華
春咲希華
零菜さん、こんな場所どうやって見つけたんですか?
立花零菜
立花零菜
それはねぇ…
立花零菜
立花零菜
子供の頃に好奇心でこの森に入って、案の定迷っちゃってさ……
立花零菜
立花零菜
あの時、1人ではなかったんだけど、暗いし怖いし不安でいっぱいで……
そんなときにね、手を差し出して大丈夫だよって元気づけてくれた子がいたの
その子と一緒に森を進んでいったらここに辿り着いたんだよね
春咲希華
春咲希華
そんなことが……
立花零菜
立花零菜
その後、ボクとその子で決めたの
「ここを二人だけの秘密基地にしよう!」って
虹片彩葉
……それ約束破ってるじゃん
立花零菜
立花零菜
そだね〜、ここはずっと二人だけの秘密として守ってきた。
でも、だからこそあの子は一人になっちゃうから……、それならこうした方がいいと思って……


なぜか嫌な予感がした。


今の零菜はふと気づいたら消えてしまうような、そんな雰囲気があった
虹片彩葉
いなく…なるの…?
立花零菜
立花零菜
んー、あと2、3年は持つかな
虹片彩葉
……


私は無言のまま零菜の手を握った


どうしてこんな行動したのか自分でも分からない。


でも、この手がどこか遠くにいってしまう気がした
虹片彩葉
……零菜の手、冷たいね
立花零菜
立花零菜
彩葉ちゃんはあったかいね


しばらく沈黙が続いた




この沈黙を最初に破ったのは零菜だった


立花零菜
立花零菜
大丈夫、ボクはずっとここにいるよ。この場所に…ずっと。
虹片彩葉
ふぅん、なにそれ?(笑)
虹片彩葉
急にどうしたの?(笑)
立花零菜
立花零菜
……
立花零菜
立花零菜
そういう気分ってだけだよ〜〜!



私と零菜は顔を見合せてクスッと笑った



……ずっと、こんな平和が続けばいいのに…

でも、それは叶わない

養子になるかとかの問題も、受験のことだってある

ずっとこのままではいられない




そう考えていると前の方に光る何かがあった


もしかしてあれは想いの石?


私は確認しようとして崖の端に近づいた

立花零菜
立花零菜
……ッ!
春咲希華
春咲希華
ちょ、彩葉さん!?!?

私は紫色に光るものに手にとった


あ、やっぱりこれ想いの石だ
虹片彩葉
ねぇ、零菜これって……
その瞬間だった

突然私は後ろへ引っ張られた
腕には冷たい感触があった
これは……

そう思い後ろを振り返ると
虹片彩葉
零菜……?
立花零菜
立花零菜
行かないで、、、



零菜はボソッと何かを言った

そして、少し震えていた
虹片彩葉
大丈夫……?
立花零菜
立花零菜
……
立花零菜
立花零菜
…もう!危ないよ!?何してるのー!?
立花零菜
立花零菜
そんなに近づいたら危ないじゃん!落ちちゃうよー!?
虹片彩葉
あ、ごめん…
虹片彩葉
これを取ろうとして…


そう言って零菜に想いの石を見せる

立花零菜
立花零菜
これ、想いの石!?
虹片彩葉
そう、見つけたから


近くで聞いていた希華も話に加わる
春咲希華
春咲希華
だとしても、危ないです!零菜さんの言う通りです!
虹片彩葉
ごめんって……
虹片彩葉
そうそう零菜に聞こうと思って……
この想いの石ってどんな鉱物なの?
立花零菜
立花零菜
えっと……これは……
アメジストかな!



これがアメジスト……すごく綺麗



あれ、そういえば希華は見えないって言ってたっけ
虹片彩葉
ねぇ希華、これ見える?
春咲希華
春咲希華
すみません……何かがあるというのは分かるんですが、色や形までもは……
虹片彩葉
そっか…
立花零菜
立花零菜
まぁ!とにかく!あとニ色だね!
虹片彩葉
そう…だね…



あと…あとちょっとでこの想いの石集めが終わる

こうして考えると長かったような、短かったような

立花零菜
立花零菜
そろそろ帰ろ!ボク達の家に!
春咲希華
春咲希華
そうですね!
虹片彩葉
一応私の家なんだけど、、、


私達は3人並んで一緒に帰った
自宅(彩葉の) 希華視点



えっと…彩葉さんは…寝てるみたいですね…


今がチャンスです


そして私は部屋を出る
春咲希華
ねぇ、零菜さん


私はリビングにいる零菜に話しかけた
立花零菜
立花零菜
なに?
春咲希華
聞きたいことがたくさんあります。
零菜さん、あなたは何を知っているんですか?
にょにょ
にょにょ
ここで終わります
にょにょ
にょにょ
超久しぶりの投稿ですねー?
にょにょ
にょにょ
最後に投稿したのいつだろ……
4/5?で、今は?6/28?
にょにょ
にょにょ
めっちゃ空きましたね……
にょにょ
にょにょ
もう結構何書いたか忘れてきて、大分おかしなことになってるんですが。。。
にょにょ
にょにょ
前、中学の時は毎週月曜日投稿!って決めてたんですけど.…時間あんまり作れそうにないんですよね…
にょにょ
にょにょ
でも、いろいろ決まったら報告の方で書かせてもらうのでよろしくお願いします!
にょにょ
にょにょ
それじゃ!次回も楽しみに!

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