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第4話

4話
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2023/06/20 14:18 更新
加賀美ハヤト
何故…ですか?
社長がそう問う。まるで何を言っているかわからないかのような顔をして。
僕の辛さなんてわからないのに…そんなことを考えているとだんだん怒りが込み上げてきて本音を言ってしまった。
剣持刀也
何故…ですか…
剣持刀也
はは
剣持刀也
社長達には分かりませんよね…
剣持刀也
どれだけ歳をとっても…進級することのない僕の気持ちをッッッ!!皆が卒業するのに…卒業もできない!!!何度も何度も学校では同じことを習う気持ちを…
加賀美ハヤト
け、けんもちさ…
剣持刀也
もう…ほっといてください。
一年経てば貴方達の僕の話したことの記憶もなくなるんですしこんな話をしても無駄です。
剣持刀也
では…
不破湊
待ってもちさん!!
剣持刀也
何を言ったって無駄です…僕はもうこのままでいいです
不破湊
そうじゃなくて…!
剣持刀也
じゃあなんだって言うんですか?
甲斐田晴
いまいちもちさんの言ってることは理解できないかも知れないけど…もちさんが悲しんでるなら一緒に悲しむことができます!
剣持刀也
悲しんでる…?
甲斐田晴
だって…もちさん泣いてるじゃないですか!
そう言われ目の方に手をやると目から涙が流れていた。
加賀美ハヤト
剣持さんの思った回答は得られないかもしれませんが私達は剣持さんの気持ちを優先します。
悲しいときは頼ってください。
加賀美ハヤト
それじゃなきゃなんのための仲間か分からないじゃないですか…
そうか…僕は…理解がほしかったんじゃない。
一緒に悲しんでくれる人が欲しかったんだ…
それを悟った僕は大きな声を出して泣いた。
みんなはそんな僕の背中をさすってくれた。

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