見慣れたとはいえやはり身近な人だし
小柳の事は好きだから .... どんなに遺体を
見ても 、 完全には慣れない 。
毎回毎回回避してもその次にまた
死が待ってる 。 思考回路を回しても
何が正解なのか何が不正解なのかが
わからない ........ 。
やっぱり星導達に連絡しようにも
電波は届かず 、 圏外のまま 。
クソ ....... 圏外なんて害が無かったら....(
下手に何かを触らしてもただ殺され
またループするだけ 。
落ちている物とかに要注意しながら
ループから抜け出す道を探すしか
今は方法がない 。
そして長い間歩いていると
村が見えた ...... 不思議な村だが
住人がいれば何か情報が手に入るかも
知れない ........ 。
そう思い私は小柳と一緒にその村へと
駆けつけ 、 灯がともなっている事に
テンションが上がった 。
ちゃんとしてる人で安心した 。
この人ももしかしたら閉じ込められた
人なのかもしれない 。
そう小柳が頼むと親切に泊まらせてくれた
私たちは家の中に入りとりあえず
ご飯を食べることにした 。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。