叶 side
今日は くろのわーるがなんかやる 略して くろなん の
収録で事務所に来た。
本当はあなたと映画見に行く予定だったのにね。
ローレン とあそこのショップで出会ってから、
ローレン となんとなく気まずい。
対応はいつもと変わらないのに、なんか気まずい感じ。
くーちゃんが近づいて来てはそう言った。
なんかあったと言うならあった。
少しながらも沈黙が続いていた。
その途端、
そう言えば、
飲んでいたいちごミルクを吹き出す…とか思えば
ごほっごほっ
と咳をしだす葛葉。
そこまで驚く?
やっぱり、言わない方が良かったな。
こうなる事なら。
俺、会ったことあるから。
いつの間にか ローレン が部屋に入ってきていた。
僕はゆっくりと大きなため息を
つくことしか出来なかった。
笑っている彼を見ながら。
一方…?
あの話題の張本人は感動しながらご飯を食べていた。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。