第2話

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2024/02/02 15:06 更新
朝目が覚めると、
耳が聞こえなくなっていた。
それも両耳。
寝坊したのも無理ないな。
(なまえ)
あなた
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自分が何を喋っているのかもわからず
目は見えるのに真っ暗な闇に落とされたようだった
(なまえ)
あなた
おいあえずいぉういん、
頭で思った事を発しているつもりだ。
"とりあえず病院"と。
それも聞こえない。
耳元で鳴る微かな音なら聞こえる
ただそれだけじゃ、生活はできない
この日から私は人とは違う生活を行うこととなる。
(なまえ)
あなた
ういあえん、すいません
病院の人が気づいたのか筆談にしてくれる。
「今日はどうされましたか?」
(なまえ)
あなた
"朝起きると両耳が聞こえなくて。"
「検査しますので3番検査室へどうぞ。」
(なまえ)
あなた
"ありがとうございます。"


ただ耳が聞こえないだけ。

耳から音がしないだけ。

それなのにこんなにも不便なのか
検査室に入ると色々な事をされた
終始筆談だったが、一番覚えている字がある
「突発性難聴ですね。」

いきなり書かれたこの字に困惑と不安が積もる
これからの人生、どう生きていけというのだろう
(なまえ)
あなた
"原因はわからないんですか?"
「はい。突発性難聴のほとんどが原因不明ですから。」
「ただ、両耳発症される方は稀ですね。」
(なまえ)
あなた
"もう治りませんか?"
「時間はかかりますが徐々に回復し1〜2ヶ月後には治るでしょう。」
(なまえ)
あなた
"よかったです"
「お大事に。」



治らないわけではないらしい
ただ、これからの生活が
今までよりずっと不安になった
間違っている情報があれば教えてください

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