第11話

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2025/11/06 11:07 更新


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あなたちゃん、準備できた?


あなた
うん!見てよおにーさん、私の学生姿!!


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あなたちゃんは最初からそうだったでしょ。ほら、行くよ。



 おにーさんは私に目もくれないで、


 玄関を出ようとする。


あなた
あっ、待って待って!!



 私は慌ててそれについて行き、


 大急ぎでローファーを履いた。





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電車は乗れるんだよね?


あなた
もちろん。それで東京まで来たし。



 私はおにーさんにドヤる。



 これからまたあっちに戻って、


 学校に行く。



 一応様子見みたいな感じだけど、


 教科書とか全部置き勉してたから持って帰らなきゃ


あなた
じゃっ、おにーさん私行ってくるね!


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うん。.....あ、そうだ。



 おにーさんは急に何か思い出して、


 スマホのQRコードを私に見せる。


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一応。......連絡先。


あなた
______!うん、ありがたくもらうね!!



 私はおにーさんと連絡先を交換して、


 スキップしながら電車に乗り込んだ。






 久しぶりに来た学校。



 遅刻にはなるけど、まだ一限目が終わったばかり。



 しかも一限目は数学のゴリ松だった気がする。


あなた
うわ、らっきー!



 私はウキウキで教室に入る。



 すると、数少ない私の友人が驚いたように


 話しかけてくる。


ちょ、あなた!?急にいなくなってびっくりしたんだけど!!


あなた
あは、ごめんごめん。



 ちょっと東京までパパ活しに、とは言えないので


 家庭の事情と説明しておいた。


ふぅん....。深くは突っ込まないけど、危ないことはしないでよね。


あなた
もちろん!私が一番可愛いから!!


かわ、.....は分かんないけど、分かってくれたならよかった。



 友人も納得(?)してくれたので、


 私は席に着く。



 二限は大好きな理科の先生だから。


 あぁ、楽しみ。



 そう思っていると、教室に入ってきたのは


 理科の先生ではなく、数学のゴリ松。


あなた
______え、理科は?


今日は時間割変更。二限と一限が入れ替わったの。


あなた
え、えぇ.....



 そんな、私の理科が.......


 私は項垂れる事しか出来なかった。








 私最近理科好きじゃないから


 あなたちゃんには好きになってもらいたかった




 っていうエゴ。




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