佐久間side
リビングのドアを開けると大きな音がして
部屋を見ると風船とかで華やかになっている、真ん中には大きく「Happy Birthday ‼︎」と…
そしてテーブルには美味しそうな料理がたくさん並んでいた
な、なにこれ?笑
やっぱり…
でもその髪色にしたときにピンクは好きな色になったから、嬉しいよ?
ふっかは知らなかったか
中学の頃は大体話してはいたけど…
最初は驚いてたけど「めっちゃ似合ってるじゃん!」って言ってくれた笑
コップにジュースを注いでもらって「改めて佐久間!お誕生日おめでとう!」とふっかが言ってくれて3人で乾杯する
なんか、すごく楽しい……笑
美味しそうな料理がたくさんあってどれから食べようか迷っちゃう
でもやっぱ、阿部ちゃんが作ってくれたスープからもらおうかな?
夢みたい…
料理がほんとに全部美味しくて、たくさん食べちゃった笑
食べ終わったら、ケーキを食べる時間までゲームをした
やっぱりふっかが強い…笑
この3人でよくゲームするんだけど、なんか今日はより楽しく感じる
阿部ちゃんのお母さんのケーキ、めっちゃ好きなの!
今日のはほんとに豪華…
たくさん種類のフルーツが乗ってて、はやく食べたい…
ろうそくをさして、3人がバースデーソングを歌ってくれた…
そしてフーッとろうそくの火を消す
これ、やってみたかったやつ…笑
もちろん味は、最高に美味しいです!!
と阿部ちゃんが1つの小包を差し出してきた
俺はワクワクしながら中身を開けた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。