Youside
ジミナは記憶を取り戻さない。
私のことも覚えてなかった
悲しいな…
『あ!あなた!今日も会いに来てくれたの?!』
「うん!ジミナに逢いに来たよ!」
『(*´σv`)ウヘッ 嬉しい!』
「私もジミナと逢えて嬉しいよ……!」
『ねぇあなた』
「ん?」
『なんでいつもそんな悲しそうな顔してるの?』
「え?!そうかな?」
『うん…僕と居て楽しくない…?』
「楽しいに決まってんじゃん!」
この会話…ジミナと小さい時にした事ある。
『この会話…小さい時に誰かとしたことある』
「え?!」
『僕ね大切な人を忘れてる気がするの』
「うん…」
『それが誰かは分からないけど』
「うん…」
『絶対に忘れちゃダメな人』
『大切な人』
『大好きな人』
「そこまでその人のこと想ってるならきっと思い出せるよ!」
『だよね…!ありがとうあなた!』
このジミナが言ってる
大切な人
大好きな人
が私でありますように…
そう私は願った。
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물.🐤ちゃん!!
もぅ超絶面白い小説書いてるよ!!
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私的には イヤホン が1番のおすすめ♡
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。