第3話

ハルカの末路
12
2023/10/17 08:00
レイニアは急いでハルカを探す為に、守り屋達と宇宙船を完成させた。そして、惑星に向かい、白河すみよを捕まえると命令したのだ… 一体、ハルカとすみよはどうなってしまうのだろうか… 
レイニア・スカイ
レイニア・スカイ
はぁ…はぁ… お前達よ、宇宙船は出来たか…?
守り屋1
で、出来ました!宇宙船、レイニア号です!
宇宙船レイニア号は、とても大きく、まるで某増えるそして食べられるゲームの宇宙船のような物だった…
レイニア・スカイ
レイニア・スカイ
ふん。中々良い宇宙船だ。
さあ早く行くぞ! ハルカを探す、そして、白河すみよと言う者を捕まえるのだ!
守り屋1
はい!
こうして、レイニア達はハルカの元へ大急ぎで行った。
白河すみよ
白河すみよ
ねえ、ハルカ、お腹空いてない?
水音 ハルカ
水音 ハルカ
えっ?…
渋谷 ヒカリ
渋谷 ヒカリ
大丈夫、私達が作ったお弁当があるよ!ハルカちゃんにあげるね!
弁当にはハルカの好きなウインナーや、トマト等があった。
水音 ハルカ
水音 ハルカ
わ、私の好きな物だ…!こんないいお弁当を作ってくれて…私すっごく嬉しいよ…!お弁当なんて10年ぶり…
業平 楓華
業平 楓華
ああ、それは良かった。お弁当なんてハルカには全然食べてなかったな。
大宮 アオイ
大宮 アオイ
えへへ!ハルカちゃん、一緒に食べようよ!アタイもうお腹ペコペコだよー!
白河すみよ
白河すみよ
それじゃあ、今日はここでゆっくり食べましょう!
水音 ハルカ
水音 ハルカ
わあ…!いただきます!
水音 ハルカ
水音 ハルカ
(こんなに美味しいの…初めてだわ! 弁当、とっても久しぶり…まるで私がまだ小さかった頃、レイニアが作ってくれた弁当の味がするわ…)
白河すみよ
白河すみよ
どうかしら?美味しければいいんだけどね…
水音 ハルカ
水音 ハルカ
すっごく美味しいわ! みんな、私の為に作ってくれたのね…本当にありがとう…っ!
渋谷 ヒカリ
渋谷 ヒカリ
君が喜んでくれて良かったよ! お陰で私達も嬉しいな!
業平 楓華
業平 楓華
いやあ、ハルカ、お前…おっと、君と食べると、気分が良くなるぞ…!
大宮 アオイ
大宮 アオイ
アタイも一緒に食べられて良かったなーっ!ハルカちゃん、これから戦ったり色々疲れる事が多いから、いーっぱい食べて、力を作ろうね!や く そ く だよー!?
水音 ハルカ
水音 ハルカ
うふふ…頑張るわ!
ハルカ達は、仲良く弁当を食べていた。所が、そこにはもうレイニアが待ち構えていたのだ。
レイニア・スカイ
レイニア・スカイ
ハルカ!何処だ!今すぐ出てこい!そして、白河すみよ!絶対にお前を捕まえるからな! さあ、来い! 
水音 ハルカ
水音 ハルカ
嫌っ…!レイニアの声が聞こえるわよ…どうしよう…
渋谷 ヒカリ
渋谷 ヒカリ
さっき、レイニアすみよを捕まえると言ってたよ…!どうしようどうしよう!
業平 楓華
業平 楓華
すみよは絶対に守らなければ! レイニアは何をするかよく分からないからな!
大宮 アオイ
大宮 アオイ
えー!?レイニアめー!ハルカを見つけてもアタイ達がやっつけるんだからー!
白河すみよ
白河すみよ
…私、何かしたかしら。まあ、別に捕まえられても良くってよ。
渋谷 ヒカリ
渋谷 ヒカリ
えっ、ちょ、すみよ本気で言ってんの!?
水音 ハルカ
水音 ハルカ
すみよ…危ないわよ…!
白河すみよ
白河すみよ
良いのよ! 私は何回も何回も捕まえられた事があるんだから!
白河すみよ
白河すみよ
レイニア!私とハルカを捕まえられるのなら捕まえてみなさい! 私が貴方を捕まえてやるんだから!
すみよがそう叫ぶとレイニアは急いで来た。
水音 ハルカ
水音 ハルカ
ま、守り屋よ!
守り屋1
居たぞ!
守り屋2
レイニア様、ここにいらっしゃいました!
今すぐすみよとハルカを捕まえてください!
業平 楓華
業平 楓華
ふっ、戦いなら、余裕だぜ…
白河すみよ
白河すみよ
…大変だわ。
大宮 アオイ
大宮 アオイ
ちょっと!どうすんのよこれ!
レイニア・スカイ
レイニア・スカイ
ふん。ここに居たか…それより、
ハルカ、どうして帰ったこなかった!
そして、ハルカと一緒に居る皆の者よ!
ハルカは我々のみしか出来ないのにどうしてくれる!貴様らのせいだ!
水音 ハルカ
水音 ハルカ
違う! みんなは悪くない!私が悪いのよ…!
水音 ハルカ
水音 ハルカ
私、冒険に行く時、友達になりたいってずっと考えてたの…!そしたら、すみよさん達は優しくしてくれて…
レイニア・スカイ
レイニア・スカイ
口答えをするな!
すみよ!ハルカをどうしてくれるんだ!
白河すみよ
白河すみよ
…レイニア!
白河すみよ
白河すみよ
貴方ね、ハルカに悪影響を与えすぎよ!
少しは友達くらい作ったらいいじゃないの!それなのに貴方は出かけてもくれない…そして、全然食べる事も出来ない…お風呂に入る事も出来ない…それによって貴方…
白河すみよ
白河すみよ
貴方は女王と言う資格は無い!いい加減にしなさい!
業平 楓華
業平 楓華
そうだそうだ!レイニアは女王なんかじゃねえ!ただの毒親だ!
渋谷 ヒカリ
渋谷 ヒカリ
何も出来ないのは可哀想だよ!もうレイニア、女王なんかやめろーーー〜っ!
大宮 アオイ
大宮 アオイ
女王なんてやめろーーーー〜っ!
水音 ハルカ
水音 ハルカ
…うぅ、レイニア、ごめんなさい…!
レイニア・スカイ
レイニア・スカイ
くそ…こうなったら!
レイニア達は、剣を振り、守り屋達100人が揃っていた。
レイニア・スカイ
レイニア・スカイ
皆よ…突撃だーっ!
そしてレイニアや守り屋は、戦士たちに攻撃をして来た!
白河すみよ
白河すみよ
行くわよ!
水音 ハルカ
水音 ハルカ
…ええ!
大宮 アオイ
大宮 アオイ
勿論!
業平 楓華
業平 楓華
ああ!
渋谷 ヒカリ
渋谷 ヒカリ
よし!
白河すみよ
白河すみよ
はあああああっ!
大宮 アオイ
大宮 アオイ
えええええいっ!
水音 ハルカ
水音 ハルカ
レイニアよ!消え去りなさいっ!それっ!
渋谷 ヒカリ
渋谷 ヒカリ
おりゃあああああっ!
レイニア・スカイ
レイニア・スカイ
くわっ!…くそ!負けてられん!って…守り屋! 
守り屋は既に全滅していた。
レイニア・スカイ
レイニア・スカイ
…こうなったら…あの必殺を使うしかない!
白河すみよ
白河すみよ
ちょっと見て!レイニアの様子が!
レイニアは、必殺、ファントム・エクスプレスをしようと構えていた。
レイニア・スカイ
レイニア・スカイ
必殺…
レイニア・スカイ
レイニア・スカイ
幻想・特急星急弾!ファントム エクスプレス
レイニアは、そう唱えた。だが戦士達はもうピンチになっていた。
水音 ハルカ
水音 ハルカ
きゃああああっ!
ハルカが倒れ込んでしまった。
白河すみよ
白河すみよ
ハルカっ!
渋谷 ヒカリ
渋谷 ヒカリ
レイニアめ…なんて強いの…!
業平 楓華
業平 楓華
あの野郎…何て強さだ!
大宮 アオイ
大宮 アオイ
も、もう限界…
白河すみよ
白河すみよ
はぁ…このまま私達は敗北なのかしら…
渋谷 ヒカリ
渋谷 ヒカリ
レイニアよりもっと強い戦士は居ないのかな…
ピンチになりかけていたその時 戦士はいたのだ
???
まだ、敗北なんざしていない!
白河すみよ
白河すみよ
誰っ…!?
その時、とても凄い速さでレイニアを倒した。
レイニア・スカイ
レイニア・スカイ
くっ…!誰だ…あの戦士は…
???
やれやれ…君たち、大丈夫かい?僕がついているよ
白河すみよ
白河すみよ
貴方は…!
???
そう、僕は…
森くん
森くん
僕は、鉄道愛好家戦士の、森 け…
水音 ハルカ
水音 ハルカ
森くん!居たのね!
レイニア・スカイ
レイニア・スカイ
な、何だアイツは…まあいい!今回は我々の敗北としよう…ただ、次はもっと本気で行くからな…覚えてろっ!
森くん
森くん
…まったく、ハルカの女王はほんと、情けないな。
白河すみよ
白河すみよ
ねえ、森くん…貴方は…
森くん
森くん
ああ、言い忘れてたね!
僕は、君たちと同じミートピアの街で鉄道愛好家戦士として主に鉄道や色々な街を守っていたの!
だけど偶然僕もハルカと会ってね、最初は少し仲は悪かったけれど今はもはや親友って言っても悪くないくらい仲良くなったんだ!
白河すみよ
白河すみよ
そ、そうなのね… とりあえず、レイニアを倒せて良かったわ…
森くん
森くん
えへへ…ま、まあ僕は駅員戦士の人と何回も修行したからね…
水音 ハルカ
水音 ハルカ
流石ね!森くん
業平 楓華
業平 楓華
ま、まあもう女王は倒せたし、今日は皆で帰るとしようか。
渋谷 ヒカリ
渋谷 ヒカリ
そうだね!今日はちょっと疲れたから、 ゆっくりしようね!
大宮 アオイ
大宮 アオイ
早く家に帰ってお菓子いっぱい食べたいなー!
白河すみよ
白河すみよ
そうね。今日は凄く疲れたし、お茶でもしようかしら。
水音 ハルカ
水音 ハルカ
ね、ねぇ、私と森くんも家に行っていい…?
白河すみよ
白河すみよ
ええ!勿論こと! 2人はもう私達ミートピア戦士の正式な2人なんだから、遠慮はしないでゆっくりしてちょうだい!
森くん
森くん
いいの!?すみよ、どうもありがとう!
白河すみよ
白河すみよ
いいのよいいのよ。さあさあ、早く帰ってお茶にしましょう!
一方、女王レイニアは…
レイニア・スカイ
レイニア・スカイ
クソッ!アイツらに敗北するなんて…
レイニア・スカイ
レイニア・スカイ
もう守り屋は全滅してしまったからな…ああ、我々よりもっと強い奴が居たら…
レイニア・スカイ
レイニア・スカイ
…考えても絶対に来ないが、きっと強い奴が来るように…
レイニアは、そう願いながら今日は休む事にした。
次回はどうなるのだろうか…

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