レイニアは急いでハルカを探す為に、守り屋達と宇宙船を完成させた。そして、惑星に向かい、白河すみよを捕まえると命令したのだ… 一体、ハルカとすみよはどうなってしまうのだろうか…
はぁ…はぁ… お前達よ、宇宙船は出来たか…?
で、出来ました!宇宙船、レイニア号です!
宇宙船レイニア号は、とても大きく、まるで某増えるそして食べられるゲームの宇宙船のような物だった…
ふん。中々良い宇宙船だ。
さあ早く行くぞ! ハルカを探す、そして、白河すみよと言う者を捕まえるのだ!
はい!
こうして、レイニア達はハルカの元へ大急ぎで行った。
ねえ、ハルカ、お腹空いてない?
えっ?…
大丈夫、私達が作ったお弁当があるよ!ハルカちゃんにあげるね!
弁当にはハルカの好きなウインナーや、トマト等があった。
わ、私の好きな物だ…!こんないいお弁当を作ってくれて…私すっごく嬉しいよ…!お弁当なんて10年ぶり…
ああ、それは良かった。お弁当なんてハルカには全然食べてなかったな。
えへへ!ハルカちゃん、一緒に食べようよ!アタイもうお腹ペコペコだよー!
それじゃあ、今日はここでゆっくり食べましょう!
わあ…!いただきます!
(こんなに美味しいの…初めてだわ! 弁当、とっても久しぶり…まるで私がまだ小さかった頃、レイニアが作ってくれた弁当の味がするわ…)
どうかしら?美味しければいいんだけどね…
すっごく美味しいわ! みんな、私の為に作ってくれたのね…本当にありがとう…っ!
君が喜んでくれて良かったよ! お陰で私達も嬉しいな!
いやあ、ハルカ、お前…おっと、君と食べると、気分が良くなるぞ…!
アタイも一緒に食べられて良かったなーっ!ハルカちゃん、これから戦ったり色々疲れる事が多いから、いーっぱい食べて、力を作ろうね!や く そ く だよー!?
うふふ…頑張るわ!
ハルカ達は、仲良く弁当を食べていた。所が、そこにはもうレイニアが待ち構えていたのだ。
ハルカ!何処だ!今すぐ出てこい!そして、白河すみよ!絶対にお前を捕まえるからな! さあ、来い!
嫌っ…!レイニアの声が聞こえるわよ…どうしよう…
さっき、レイニアすみよを捕まえると言ってたよ…!どうしようどうしよう!
すみよは絶対に守らなければ! レイニアは何をするかよく分からないからな!
えー!?レイニアめー!ハルカを見つけてもアタイ達がやっつけるんだからー!
…私、何かしたかしら。まあ、別に捕まえられても良くってよ。
えっ、ちょ、すみよ本気で言ってんの!?
すみよ…危ないわよ…!
良いのよ! 私は何回も何回も捕まえられた事があるんだから!
レイニア!私とハルカを捕まえられるのなら捕まえてみなさい! 私が貴方を捕まえてやるんだから!
すみよがそう叫ぶとレイニアは急いで来た。
ま、守り屋よ!
居たぞ!
レイニア様、ここにいらっしゃいました!
今すぐすみよとハルカを捕まえてください!
ふっ、戦いなら、余裕だぜ…
…大変だわ。
ちょっと!どうすんのよこれ!
ふん。ここに居たか…それより、
ハルカ、どうして帰ったこなかった!
そして、ハルカと一緒に居る皆の者よ!
ハルカは我々のみしか出来ないのにどうしてくれる!貴様らのせいだ!
違う! みんなは悪くない!私が悪いのよ…!
私、冒険に行く時、友達になりたいってずっと考えてたの…!そしたら、すみよさん達は優しくしてくれて…
口答えをするな!
すみよ!ハルカをどうしてくれるんだ!
…レイニア!
貴方ね、ハルカに悪影響を与えすぎよ!
少しは友達くらい作ったらいいじゃないの!それなのに貴方は出かけてもくれない…そして、全然食べる事も出来ない…お風呂に入る事も出来ない…それによって貴方…
貴方は女王と言う資格は無い!いい加減にしなさい!
そうだそうだ!レイニアは女王なんかじゃねえ!ただの毒親だ!
何も出来ないのは可哀想だよ!もうレイニア、女王なんかやめろーーー〜っ!
女王なんてやめろーーーー〜っ!
…うぅ、レイニア、ごめんなさい…!
くそ…こうなったら!
レイニア達は、剣を振り、守り屋達100人が揃っていた。
皆よ…突撃だーっ!
そしてレイニアや守り屋は、戦士たちに攻撃をして来た!
行くわよ!
…ええ!
勿論!
ああ!
よし!
はあああああっ!
えええええいっ!
レイニアよ!消え去りなさいっ!それっ!
おりゃあああああっ!
くわっ!…くそ!負けてられん!って…守り屋!
守り屋は既に全滅していた。
…こうなったら…あの必殺を使うしかない!
ちょっと見て!レイニアの様子が!
レイニアは、必殺、ファントム・エクスプレスをしようと構えていた。
必殺…
幻想・特急星急弾!!
レイニアは、そう唱えた。だが戦士達はもうピンチになっていた。
きゃああああっ!
ハルカが倒れ込んでしまった。
ハルカっ!
レイニアめ…なんて強いの…!
あの野郎…何て強さだ!
も、もう限界…
はぁ…このまま私達は敗北なのかしら…
レイニアよりもっと強い戦士は居ないのかな…
ピンチになりかけていたその時 戦士はいたのだ
まだ、敗北なんざしていない!
誰っ…!?
その時、とても凄い速さでレイニアを倒した。
くっ…!誰だ…あの戦士は…
やれやれ…君たち、大丈夫かい?僕がついているよ
貴方は…!
そう、僕は…
僕は、鉄道愛好家戦士の、森 け…
森くん!居たのね!
な、何だアイツは…まあいい!今回は我々の敗北としよう…ただ、次はもっと本気で行くからな…覚えてろっ!
…まったく、ハルカの女王はほんと、情けないな。
ねえ、森くん…貴方は…
ああ、言い忘れてたね!
僕は、君たちと同じミートピアの街で鉄道愛好家戦士として主に鉄道や色々な街を守っていたの!
だけど偶然僕もハルカと会ってね、最初は少し仲は悪かったけれど今はもはや親友って言っても悪くないくらい仲良くなったんだ!
そ、そうなのね… とりあえず、レイニアを倒せて良かったわ…
えへへ…ま、まあ僕は駅員戦士の人と何回も修行したからね…
流石ね!森くん
ま、まあもう女王は倒せたし、今日は皆で帰るとしようか。
そうだね!今日はちょっと疲れたから、 ゆっくりしようね!
早く家に帰ってお菓子いっぱい食べたいなー!
そうね。今日は凄く疲れたし、お茶でもしようかしら。
ね、ねぇ、私と森くんも家に行っていい…?
ええ!勿論こと! 2人はもう私達ミートピア戦士の正式な2人なんだから、遠慮はしないでゆっくりしてちょうだい!
いいの!?すみよ、どうもありがとう!
いいのよいいのよ。さあさあ、早く帰ってお茶にしましょう!
一方、女王レイニアは…
クソッ!アイツらに敗北するなんて…
もう守り屋は全滅してしまったからな…ああ、我々よりもっと強い奴が居たら…
…考えても絶対に来ないが、きっと強い奴が来るように…
レイニアは、そう願いながら今日は休む事にした。
次回はどうなるのだろうか…
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