第32話

番外編4  みんなと話してみよう
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2025/11/23 07:37 更新
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
こんにちは
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
今回は本編とは全く関係のない話となります
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
興味のない場合は、飛ばしても全然大丈夫です
(なまえ)
あなた
ここは…どこだ?
僕は、変な場所に来ていた。いや、場所が変というより状況が変なのだ。
僕と奏、蒼は何故か知らない部屋に来ていた。その部屋には、1人の知らない男が椅子に胡坐をかいて座っている。…中高生くらいの年齢なのだろうか?その部屋は、無造作に置かれた服や本が散らかっていて、部屋の隅には小さな机があり、その横にはたたまれた布団が置いてある。
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
ごめん。片付いてなくて…
その男が口を開いた。
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
片づけるのがすごく面倒で…
宵崎奏
宵崎奏
あの…ここはどこ?
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
僕の部屋だよ
明月蒼
明月蒼
どうやってここに呼んだ?
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
ご都合パワーだよ
(なまえ)
あなた
ご都合……
宵崎奏
宵崎奏
ご都合…って、どういうこと?
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
うーん…何て言ったらいいかな?
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
いや、もういいか
(なまえ)
あなた
………?
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
僕が君達の世界を創ったんだよ
(なまえ)
あなた
創った?
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
まあ詳しく言うと、ある基本となる世界線をコピーしてそれに変更を加えて……
明月蒼
明月蒼
あ、その辺はいいよ
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
あ、ごめん
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
と、いうことで、何か質問はある?
質問…と言われても、何かあるだろうか?
明月蒼
明月蒼
水夏は今どうしてるんだ?
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
何もしてないと思うよ
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
あっちの時間は止まってるから
明月蒼
明月蒼
…そうか
止まってる…つまり、時間の流れが違うと言うことなのだろう。それならば、まふゆさんや冬花も同じような状況なのだろう。…少し安心だ。
その後、しばらくの間沈黙が続いた。
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
あれ?もしかしてあんまり聞くこと無い?
明月蒼
明月蒼
まあ、急に言われてもな
(なまえ)
あなた
そんなすぐには思いつかないね
宵崎奏
宵崎奏
えっと…私が質問しても良い?
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
いいよいいよ
宵崎奏
宵崎奏
えっと…私達の未来には何が待ってるの?
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
…?
(なまえ)
あなた
ハッピーエンドなのか、バッドエンドなのか…
明月蒼
明月蒼
ってことか?
宵崎奏
宵崎奏
うん
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
なるほどね…
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
まあ、ハッピーエンドだろうね
(なまえ)
あなた
あ、言って良いんだ
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
まあ、言ってもそんなに悪影響は無いから
明月蒼
明月蒼
ちなみに、何でハッピーエンドなんだ?
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
単純に、僕がバッドエンドを作れる気がしないってだけだよ
明月蒼
明月蒼
そうか…
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
他に何か聞きたいことはある?
少しの間沈黙が続く。
(なまえ)
あなた
…それなら
(なまえ)
あなた
僕達は元の世界に戻った時、ここでの事は覚えているのか?
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
良い質問をするね
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
君達はここであった事を覚えていないよ
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
絶対に「覚えられない」し、「思い出せない」
(なまえ)
あなた
そうなのか…
まあ、当たり前なのだろう。その世界の人間が、その世界を創った者と会う。そして、その記憶をその世界に持ち込むことは、世界を揺るがしてしまうのかもしれない。…まあ、記憶に潜む、解毒薬が無い毒のような物なのだろう。だからこそ、絶対に「覚えられない」ように、「思い出せない」ようにするのだろう。
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
じゃあ、他の質問はある?
(なまえ)
あなた
いや、無いな
宵崎奏
宵崎奏
うん、私も
明月蒼
明月蒼
僕も、今は無いかな
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
じゃあ、もう戻そうかな
男がそんなことを言うと、僕達の体が光りだした。
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
あ、ついでに…
頭譜(やっし)
頭譜(やっし)
それぞれに1つずつ課題を与えておくね
(なまえ)
あなた
は?
一瞬、そんな言葉が聞こえた。次の瞬間、視界が光で埋め尽くされた。
僕が新居のリビングでくつろいでいると、急に頭に疑問が浮かんできた。
「この世に神がいるとすれば、何と質問する?」
明月蒼
明月蒼
どういうことだ…?
青柳水夏
青柳水夏
何かあったの?
明月蒼
明月蒼
いや…なんでも無い
私は今、自分の部屋でまふゆと作業をしていた。
でも、急に頭の中に1つの疑問が思い浮かんだ。
「人を救うのは素晴らしいと思うが、自分は救わないのか?」
宵崎奏
宵崎奏
私は、その言葉がしばらく頭の中で響き、作業に集中できなかった。
僕は買い物を終えて、家に帰っているところだった。家の扉を開けようとすると、頭の中に何かが浮かび、ドアノブに触れようとしていた手が止まる。
「幼い頃の自分は許せそうか?」
(なまえ)
あなた
ぐっ…
僕は胸の辺りの服を掴み、歯を食いしばる。…何故今、こんなことが思い浮かんで来たんだ。あの頃の自分?…許せるはずが無いだろう。

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