第3話

🍎
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2024/07/02 08:59
(なまえ) (幼少期)
あなた (幼少期)
……………
ちらりと頭を覗かせると 、 凄く顔の整った仔が恐らく私にそう尋ねていた
ドミナ・ブローライブ
ドミナ・ブローライブ
ねぇ 、 聞いてるんだけど
(なまえ) (幼少期)
あなた (幼少期)
私 、 … でしたか?
ドミナ・ブローライブ
ドミナ・ブローライブ
こんな真夜中にお前以外誰がいるの ?
まぁ 、確かに …
(なまえ) (幼少期)
あなた (幼少期)
ごもっともです
ドミナ・ブローライブ
ドミナ・ブローライブ
で 、 何やってんの ??
(なまえ) (幼少期)
あなた (幼少期)
林檎を売っているんです
ドミナ・ブローライブ
ドミナ・ブローライブ
ふーん ………
聞いたのにその態度って 、 どうなのよ
ドミナ・ブローライブ
ドミナ・ブローライブ
じゃあ 、 5個ちょうだい
(なまえ) (幼少期)
あなた (幼少期)
5個もいいの …………… ?
今までそんなに買ってくれる人居なかったのに
ドミナ・ブローライブ
ドミナ・ブローライブ
そうだって言ってるでしょ
(なまえ) (幼少期)
あなた (幼少期)
じゃあ … はい
私はその仔に林檎を5つ手渡した
ドミナ・ブローライブ
ドミナ・ブローライブ
ん 、 
ドミナ・ブローライブ
ドミナ・ブローライブ
これでいい?
(なまえ) (幼少期)
あなた (幼少期)
うん 、
ドミナ・ブローライブ
ドミナ・ブローライブ
… この林檎美味しかったらまた来る
(なまえ) (幼少期)
あなた (幼少期)
何故か分からなかったけど 、 「 また来る 」 って云われてどうしようも無い程の高揚感と多幸感で心が踊った 。
初めて 、 心の底から嬉しいと思えた瞬間だった

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