今日から中等部2年生になって、クラス替え。ドキドキワクワク。1年生の時のクラスも好きだったけど·····
クラス割の名前を探すけど、見当たらない·····。
あれ?どこだ??
ちぇ。去年の入学式はおんぶしてくれたのに·····。
お兄ちゃんと二人で職員室に行く。そして告げられる·····衝撃の事実·····
校長
「深澤あなたさんですね·····」
校長
「今日からあなたはお兄さんと同じSクラスに入ってもらいます。」
私はそのままSクラスへ引きずられて行った。
そこは正しく·····男の人だらけー。
突然バラの花渡される·····貴族いる。って思ったら、男の人がフラフラ〜と歩いてきて
自己紹介してそのまま寝始める。
小首をコテンとして微笑む。めちゃかわいい。女の子見たい·····。
そういえば·····いた!
知らない人ばっかりだと思ってたから2人の顔みてほっとしたのと、同時に·····同級生居なくて不安だった。
そういえばこのくだり·····。去年やったなぁ·····。と思いながら席に着くことになったけど·····。あれ?どこに座ればいいのかな?
阿部さんが手招きしてくれた。理事長の息子ってどの人だろう·····。
うちの学園中1から高3まで縦割り式でクラス同じになるから、高校生と、中学生が同じクラスで勉強するんだけど·····。
キョロキョロしてたら担任の松岡先生が入ってきて、その後ろを中1の子が歩いてきた。
松岡先生
「おーい今年は中1、中2、高1で1年間やっていくけど、深澤が2人いるから、学校書類を·····辰也持って帰ってー。」
佐久間さんの声大きすぎてびっくりして、椅子から落っこちる。
阿部さんが頭をぽんって撫でてくれた。
松岡先生
「とりあえず!辰也が持って帰る!わかったー!」
ラウールくんは目黒くんの横の席に座ると目黒くんに会釈してた。
松岡先生は、軽音部の顧問で数学の先生。教え方独特で好き。
それぞれの場所にゾロゾロと行く事になった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。