今日は高校の始業式…
南海美空高校(なんかいみそらこうこう)での生活が始まる……
……を踏み出すと…
足を捻り転んでしまう
私が大声を出しおでこを抑えると……
肩にバックをかけちょっと微笑みながら加藤シゲアキが声を掛ける
シゲの方向を向きながら走ると……
そして思い切り頭を木にぶつける
大笑いしてる手越祐也とちょっと咳をしている増田貴久を無視して頭を撫でてると
といい駆け寄ってきてくれる慶ちゃん…
ほんと昔から小山慶一郎は優しすぎる
慶ちゃんの手をとってなんとか起こしてもらう
そして色々終えて…放課後
私達5人は同じ家に帰る
…………あれ?普段は「うるっせぇ」とかって言い返す増田くんが何も言わない……
増田くんの部屋を覗くと辛そうにして横になってた
一緒に部屋に来てた手越くんが告げる
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。