倉川「あなた!!」
「あっ!!栞里!!」
声をかけてきたのは、中学からの親友の倉川栞里
ちょっと、周りからは怖がられるけれど、本当はすっごい優しい子
倉川「探したよ〜、どこ行ってたの」
「昨日の先輩に告白してた」
倉川「えっ、昨日言ってた?」
「そうだよ」
倉川「行動早いね 笑」
「そりゃね、モテるだろうから、アピールしないと!!」
倉川「今度どんな人か見に行かないとなぁ」
「えっ」
倉川「私の可愛い可愛いあなたを託せる男なのか、確かめないとね」
「栞里、心配性だなぁ」
倉川「…心配だよ。…家でのこともあるし」
「…大丈夫だって!!ほら、チャイム鳴るよ!!」
午前の授業が終わり、昼休みになった。
倉川「あなた、ご飯食べよ〜」
「うん!!」
私は基本、コンビニで買っている
朝、登校前に適当に選んだおにぎりが入った袋を持って栞里の方に向かった
倉川「ご飯、コンビニ?」
「うん。家、何もなかったから、買ってきた」
倉川「そっか…」
気まずい雰囲気が流れている
雰囲気を変えるために、話題を変えた
「後で、松村先輩に会いにいく?」
倉川「うん、行こうかな。気になるし」
「やったね!!一人じゃ先輩のクラス行きずらいから良かったぁ」
倉川「見極めないとね」
「そんな怖い顔しないでよ〜」
おにぎりを、頬張った後、教室を出て、先輩のところに向かった












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!