仕事をすまし、席に座る。
教室内を見渡しても塔一郎たちはいない。まだ教室についていないみたいだ。
担任が来るまで寝ていようか。と考えていたらクラスメイトの女子に話しかけられた。
話しかけてきた子がもじもじしていると、回りの取りまきの子が「いいなよー」「今しかないよ!」と声をかけていた。
なにか分からず、待っていると
全力で腕で×をつくって否定する。
どうしてそうなる…?仲は良いとおもうけど。
最初に話しかけてきた女子とは別の少し圧がある子が付け足した。
うまく言葉が見つからない。どう説明すれば早いのか。
最初に話しかけてきた女子が泣き出してしまった。
こう言うのは苦手だ。すごく面倒くさい。
中学生のころ、正直にめんどくさいからやめてと友達に言ったことがあったが、そこから何も話さず卒業してしまった。
バァァン!!
少し圧がある女子が、急に私の机を叩く。
叫びなが話していてうまく聞き取れなかったが、要約すると、
恋愛感情がないのに、ユキ、拓斗、塔一郎と仲良くするのはやめて欲しい。
ちなみに圧がある子は塔一郎のことが好きだそうだ。
……………………3人が女子に人気があるのはしっていた。でも、3人に彼女ができないように一緒にいたり、仲良くしている訳ではない。
私が一緒にいたくているんだ。
一瞬、この子が言ってる意味が分からなかった。
一緒にいたいと思ってるのは私だけで、実はめんどくさがられている、?
………………、……私だけが一緒にいたいと思っていた…?












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!